サブカル系

純文学が好きだと言った私を彼は嘲笑った。
何故なら本棚には小説が数冊しかなくて、ほとんどが漫画だったから。

太宰治の人間失格、坂口安吾の堕落論…。みんなが1度は聞いたことがある作品たち。

私の部屋にあるポストカード、誰もが 見たことある絵画たち。

所謂サブカル女子、ミーハー、大衆文化

2021の私はその言葉を知らなかった。
博識な彼ならその言葉を知っていて、私のことをそう思っていたに違いない。

大好きだった彼らの背中に追いつこうと必死で、好きな動画も、趣味も追いつこうとした。

浅い知識が地層のように重なって、出来上がっているのが私だ。

恋愛脳みそ🧠持った私達は
愛してる、好き、可愛い、のガソリンで走っている。

それでいい!!!
ガソリン切れたら給油すればいい!

だって私、大谷翔平選手でもない、アイドルでもグラビアでもない。運動もセクシーな体づくりも頑張らなくていい!!

価値のない人生セラヴィー





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