米粉パンを作ったからわかったこと
こんにちは、おしんです。
16年前に体験レッスンを受けたのが、小麦パン。
手ごねの楽しさにハマって、とうとうオンラインでパン教室をはじめました。
レッスンのレシピで試作。来月のパンをアレンジして試作。
やたらとパンを焼くので、冷凍庫はパンパンです。
近くに住むお孫ちゃんもパンが好き。
ということで焼いたパンを持っていくことが多くなったのですが、娘から衝撃のひとことが!
「パン、おいしいんだけど、心配なんだよね。幼児にしては小麦、とりすぎかなって感じるんだけど」
えっ、そうだったの?
「おいしいと1個ペロリと食べるでしょ。パンも食べるけど、焼きそばとかパスタも食べるし」
確かに、そうよね。
特にアレルギー症状はないけれど、そう言われると不安になるのも仕方のないことですね。幼い子供のことなら余計に心配になります。
小麦粉の取りすぎがよくないのでしょうか?
小麦粉の成分であるタンパク質にグルテニンとグリアジンと呼ばれるものがあります。
水を加えてこねると、この2つのタンパク質が結びつきグルテンが作られます。弾力のあるグルテニン、粘着力のあるグリアジンが絡み合って、網目状の組織になりイーストから生まれた気泡を抱え込むことで、ふんわりとしたパンになるのです。
では、グルテンが身体に与える影響とは?
グルテンには粘着性があるので、腸の粘膜に貼り付いて異物として溜まってしまいます。
そのため、腸内に炎症を起こしたり、粘膜のダメージからさまざまな不調をを起こすと考えられています。
よく聞くのは、アレルギー症状だったり、腸の張りだったりですね。
お孫ちゃんが体調不良になったら大変!
米粉パン、習得するしかない、と思い認定講座を受けることにしました。
以前、米粉の肉まんを習ったことがあったのですが、こねない生地に戸惑いを感じたことが。米粉にはグルテンを作る物質がないので、それも疑問でした。
グルテン使わないのにどうしてふんわりとするの?
グルテンの代用に使われていたのが、オオバコの食物繊維。
サイリウムと呼ばれる粉末のもの。ダイエット食品としても活用されています。
焼き上がりは、どちらもパン。
変わらないように思いますが、作る工程が全然違うんです。
米粉パンと小麦パンの違い
①米粉パンはこねる必要がない。
②米粉パンは1次発酵がない。
③発酵の目安がハリの穴の気泡?
④具材に気をつけないと餅化してしまう。
ということで、米粉パンには大好きなコネコネタイムがなかった!
発酵の目安がわかりにくい。(私にはです💦)
水分の多い具材は要注意です。
もうひとつ、大きな違いが焼きあげの香り。
あの香ばしい匂いは、小麦粉ならではなんですね。
米粉パンも焼き立て、もちろん美味しいです!
次の日の朝食までなら、リベイクなしでおいしくいただけるものもあります。
なんといっても、こねる時間がほとんどなし、一次発酵なしなので焼きあげまでの時間が短いのが特徴。
慣れてくれば、最短1時間かからずに出来上がるでしょう。
外国に行くと日本の良さがわかるって、よく言われますよね。
まさに、そのような感じでした。
小麦パンの良さに改めて気がつきました。
米粉パンの魅力もわかりました。
両方を好きな時に食べればいいんじゃないかな、と思います。
時短でお手軽にできる米粉パン。グルテンフリー。
食感は少しもちっとしている。(個人の感想)
手ごねで癒される小麦パン。香ばしい焼き上がりの匂いは捨てがたい!
パンの種類が豊富で、軽い食感(これも、個人の感想です)
どちらも知っていたら、パン作りをもっともっと楽しめそうな気がします。
夏頃には米粉パンのオンラインレッスンができるように、準備しますね。
最後まで、読んでくださりありがとうございます!
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