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脚がなくても

オーストラリア人の友だちは犬を2匹飼っています。1匹は大型のブルドッグでBoofyという名前です。穏やかでとても人懐こい犬です。もう1匹はBonnieという中型のビーグル犬でBoofyの前から飼っていました。2匹はとても仲良しでいつも一緒に遊んでいます。

Boofyには前脚が片方ありません。生まれつきだそうです。友人は2匹を動物保護センターで譲り受けてきました。オーストラリアにはペットショップなどはなく、知人や保護センターなどから譲りうけるのが一般的です。

友人と妻はBoofyを一目見て気に入ったそうです。脚のないことなど全然気にならなかったと言います。脚があるかないかは問題ではないと言います。可愛いから引き取った。それだけです。

彼らの家に滞在中、私は家族が犬たちに接する様子を見て障がいに対する意識が日本とかなり違うことを実感しました。犬に対してだけでなく障がいのある人に対してもありのまま受け入れる様子が社会全体に感じられます。

Boofy
左がBonnie、右がBoofy


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