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高速戦隊ターボレンジャー、第4話「ゴロゴロ人間ダンゴ!」

「フハハハハ…!お前たち人間どもは、人間団子となり、暴魔大帝ラゴーン様の餌になるのだ!」

暴魔大帝ラゴーンへ人間ダンゴを献上する約束を守る為に封印を解いたダンゴボーマ。
人々を吸うほど美味しくなる人間ダンゴを作る為に、町の人々に襲いかかる。

……個人的にはトラウマ会……

ラゴーンに献上された人間ダンゴをラゴーンに切り分ける妄想シーンがとにかく怖かったのを、今でもはっきり覚えている。

しかし、そのトラウマ人間ダンゴは、力のスランプ脱出の伏線として使われている。

そして
「俺が野球部のエースだって事を忘れちゃ困るぜ!」
「俺の魔球を見せてやる!」by炎 力

終盤での神セリフが生まれる。

担任が心配する程に成績が落ち込み、思うようなボールが投げられなくなった力……。

目まぐるしい環境の変化が襲った力。

転職や部署や配置換え、そして力達の様に
“新たな役割を与えられた時”

がむしゃらに動けている時間は良い。

そのがむしゃらが一段落した時……
その時には、集中力は急激に削がれ、
最悪「こんな事を一生しながら過ごすのか?」という自暴自棄に襲われる時もある。

ただ、人は全力疾走をずっとは続けられない。

仕事もスポーツも勉学も、進める上での要はメンタルだ。

単調な仕事や作業の中で、何を求めるのか。

力は守りたい命に、自分の真っ直ぐな気持ちをぶつけた。

ただ、自分の意見や気持ちを伝えられない人は正直多いと思う。

力には大地達がついている。
きっと一人の不安感が強い時、人は自分の力を十分に発揮できなくなっていると私は思う。
同じ方向に進んでくれる仲間が居るから、力の投じたボールは真っ直ぐに敵に向かっていった。

その時の力の中には、不調だった時の自分の姿は無い。

がむしゃらに繰り出された技の数々は、私にはそんな自分を振りきっている様にも見えた。

大切な人を守る為、自分自身を助ける為、仕事や人生のモチベーションは様々だ。
是非とも“今に疲れてる人”にはターボレンジャーを処方したい。
きっと、何事にも全力で臨めていた自分を思い出せると思うから。

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