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超獣戦隊ライブマン、第44話「ブッチー涙の大暴走!!🏃💨」

「……いや、待てよ。そんなはずは……。ワシは……、ワシは確かにチブチ星人、ブッチーなのダス!」

⬆️
まずは恒例のあらすじから📖
今回もこちらの管理人さんのブログをご参照下さい🙇✨

ケンプ、マゼンダ、アシュラの刺激の為だけにビアスによって作られた事を知らされるブッチー。悲しき現実から立ち直る間も与えられず、街の破壊へ向かわされる。
ボーソーヅノーと共にローラースケートに乗って街中を破壊しながら暴走するブッチー。しかし、その心中には誰かに分かってもらいたい悲しみと苦しみが溢れ返っていた。
止めにかかったライブマンに対して「ヘッ!お前らに暴走族の気持ちが分かってたまるものダスか!ワシは走らないでいられないのダス!」と制止を振り切るシーンには、ブッチーの心中が描かれており、ブッチーに共感してしまってる自分も正直な所いた、、、。

今話のキーワードは「音楽の力」

突如としてステレオからかかってきた「スパーク!海へ」に、本当にしたい事に気付いたブッチーは、音楽に合わせ我を忘れて踊り狂う。
そんなブッチーにビアスをはじめ幹部達は冷やかな目を向け、ブッチーを抹殺しようと追う。
そんなブッチーの「誰もが楽しく踊って暮らせる時間」を叶える為、めぐみはブッチーを助け、一緒に幹部の攻撃から逃げる。
ブッチーは結果的にビアスに破壊されてしまうのだが、神セリフはそんな破壊されるブッチーとめぐみの会話の中から生まれる。

「ワシは……、ビアスに作られた事を呪ったダス……!でも、めぐみさん……!めぐみさん……。あなたに会えただけでも良かったダスよ……。さようなら~……!」by.ブッチー

スパーク!海への歌詞の中に
“情熱ならば満ち潮、信じられるものがあるの”
という一節がある。
ブッチーは音楽という信じられるもので、人類が楽しく踊り狂う世界を夢見ていた。

そんなブッチーの願いをめぐみは救おうと手を差しのべた……、たくさんの愛の情熱で満ちたブッチーと最初に出会った海辺で。

ブッチーと楽しく踊るという願いは叶えられず、ブッチーはビアスによって破壊されるのだが、敵幹部の一人である者がその爆発からめぐみを守り、感謝の言葉を伝えたこのシーンは子供ながらにみていた私の涙腺を崩壊させた。

多くの人がいる社会では、自分と性格の合わない人も多い。
しかし、そんな性格の合わない人と一緒に何かを成し遂げなければいけない場面は、正直な所少なくない……。
そんな時、円滑なコミュニケーションを取るために、“共通の趣味や好きな事”の詮索をした事はないだろうか?

めぐみとブッチーは音楽で結ばれていた。

「ブッチーに楽しい一時を味わってもらいたい」

めぐみの熱い愛情がそこでは生まれ、ライブマンの絆に繋がった。

是非、仲間と上手くコミュニケーションが取れない方は、自分の事を知ってもらう前に、相手の事を知る所から始めてみてはいかがだろう?
きっと、そこに敵だと思っていた人と繋がれるチャンスが転がっているかもしれない……。

話しは反れるが、今話の巨大ロボ戦はライブボクサー❗
“ミラクルビッグブロー”でボーソーヅノーを撃破する場面は、ブッチーの“ブッチーパンチ”とリンクしていて、何とも哀愁も感じられる一幕になっている。そんな場面にも注目して頂きながら、今話を是非ともご覧頂ければと思います。

明日、気合いを入れて話しにいかないといけない人を思い浮かべながら。

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