非日常が好きだ ミセス×乃木坂タイバンライブ編
私は非日常が好きだ。
その日は午前中まで仕事。
捌いては溜まる仕事を片っ端から消化している昨今。
週末も頑張った甲斐があり、なんとか午後から休むことができた。
本日はMrs.グリーンアップルと乃木坂46のタイバンライブ。
緑っぽい服装で決め、財布とタオルをトートバッグに入れて家を出る。
イヤホンを耳に突っ込み、「ライラック」を流す。
エレキギターのイントロ。
懐かしい青春が息を吹き返すような、でも甘ったるくない爽快な歌詞が胸の鼓動を加速する。
「あの頃の青を覚えていようぜ」
新横浜駅、到着。
グッズTシャツで溢れた道を、横浜アリーナへ。
ミセスファンか、乃木坂ファンか、それとも両方か、とにかくものすごい人。
人混みで届かなくなる電波を気にしながら列につき、電子チケットを見せて入場。
私は3階席(スタンド)だった。
スマホを機内モードにして時を待つ。
乃木坂のペンライト、ミセスの前回のツアー「アトランティス」のペンライト(というよりマジカルスティック)を用意する人。
場内が暗くなる。
ペンライトの明かりだけの世界になり、思わず拳に力が入る。
乃木坂の入場曲「OVERTURE」とともに湧く歓声。
さすが国民的アイドル。
私はミセス目的だったので、乃木坂メンバーは詳しくないが、バラエティに頻繁に出演するような方を数名見つけ、テンションが上がる。
曲も有名なものが多く、コールがわからない中でも十分に楽しめた。
途中のとある曲で、ミセス: 大森さんが登場。
久保史緒里さんとの共演。
大森さんはJ-POP界の大御所であり、突出した歌唱力はあまりにも有名。
歌い始めると、乃木坂の方々に申し訳なくなるほどの圧倒的歌声で全身の毛が逆立つ。
場内の空気がガラッと変わったのがわかった。
<中略>
乃木坂46によるパフォーマンスが終わると、小休憩(楽器のチューニング)を経て、ミセスの3人が改めてステージに登場。
乃木坂のペンライトを持つ人がいつの間にか緑色に切り替えている。
1発目は「ANTENNA」。
色の違うアーティストのライブを同時に楽しめるなんて、どれだけ幸せなんだ。。
「青と夏」で踊り狂い、「Soranji」でうるっときて、「ケセラセラ」で残りの体力を使い切った。
最後には、今年行うツアーの新発表が。
非日常はあっという間である。
ミセスをシャッフルで聴いていたら、最寄駅に着いた。
会場で見かけたあの人も、余韻に浸っているのだろう。
さて。
明日も頑張りますよ、
乃木坂のみなさん、大森さん。
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