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トライアンフで本州最北端を目指したら楽しかった話 1日目 出発〜福島〜岩手編

昨年の10月ごろに夏休みを利用して一週間ほど東北各所を巡る旅をしてきた。スマホぶっ壊れたり、肩がぶっ壊れたり、バイクがぶっ壊れたり、寒さに人格を破壊されたりと色々な出来事がありましたが
記憶が薄れつつあるのを感じたのでノートにまとめ流。

出発

2014年式 トライアンフ ボンネビルT100 MGSVでビッグボスが乗ってるやつ。

深夜に出発、何が恐ろしいってリュックに服を適当に詰め込んだ荷造りをしただけで旅に出た。人生初ロンツー。とりあえずなんとかなるだろの精神。10月の関東はまだ暖かかったので革ジャン一枚で東北に戦いを挑むが
後々地獄を見る羽目になる。

ウキウキですね。
ゴープロのスクショ。

川口インターから東北自動車道に突入、まだまだ全然寒くない。
当時付き合っていた彼女とラインで通話しながら北上。
今考えると傍迷惑なやつである。
数時間ほどバイクを走らせ、佐野サービスエリアで休憩(ここで寒さを初観測する)

これからもっと寒くなるぞ

そうしてその日は郡山市内の快活クラブで一泊。
普通のネカフェブース、他にもバイカー達がたくさん泊まっていた。
スエット姿のおじさんがブースのドアを全開放したままアダルトサイトを見出して緊張が走る。俺はそっと見なかったことにした。
スーパードライとピザポテトを食べて就寝。

ゴミみたいな夕食、最高。

二日目 磐梯吾妻スカイライン〜岩手

翌朝、結局9時ぐらいにチェックアウトして出発。遅い。
沢山いたバイクおじさんは全員もう出発してしまってもぬけのから。
高速を使って第一目的地、磐梯吾妻スカイラインへ。

デッパツ(出発)そして後々俺の肩を破壊したスワローハンドルがよく写っている。

そんなこんなで到着
正直曇っていて何も見えないがそんなことどうでもいいのだ。
ゆったりとしたワインディングと景色を楽しむ(って言っとけばいいと思っている

ちなみにこの時ハーレーおじさんと遭遇。無視した。
デスストランディングみたい。
ゴープロつけているせいかヤエー率が高い

わーきゃー景色に喜びながら浄土平レストハウスに到着。
もちろん展望台には登らず名物のソースカツ丼をいただく。

いかにも平成レトロって感じでいいですね。
味が濃くて美味しい

そして腹ごなしも完了し、とりあえず適当に走ってると温泉を発見。
共同浴場あったか湯、ふざけたネーミングだと思ったがめちゃくちゃ良い。
どうやら自治体が運営しているとのことで250円で入浴可能。
んでもって硫黄の濃度が高いらしく、露天じゃないと危険すぎて営業許可が降りないほどの高濃度温泉。
昔はシャワーがあったが大人の事情で撤去されており、なんとなく洗い場ですよ的な蛇口が複数設置されている。
この行政特有の愛すべきガバガバ加減好きだよ。

めちゃくちゃな名湯。

お肌がスベスベになったので岩手県に向けて再び高速道路を爆走。リュックサックに全部の荷物を入れてるせいか首がめちゃくちゃ痛い。
この首〜肩周りの痛みはこの先のツーリングでずっとついて回ることになる。

そりゃそうだ。

そして我が愛車ボンネビルくんの振動によりスマホのカメラが死亡。
重度のアルコール中毒者が取ったようなぶれっぶれの写真しか撮れなくなる。ちなみに学習しない男なのでこの後もう一回壊す。

ある意味芸術的だな、ある意味。

そんな満身創痍の中岩手県盛岡市に到着。
この度の目的の一つでもあった、祖父母の家への訪問というミッションを果たす。久しぶりにあった祖母は大層喜んでくれた。この旅唯一のエモポイント、実は祖父、親父、俺と三代続くバイカー家系。
じいちゃんが「俺はソロツーが好きだ、人のこときにしなくていいから」と
ぼそっと呟いた時はなんとなく嬉しくなった。考え方は遺伝するらしい。

その後従兄弟とその家族で食べに行った焼肉。
岩手県民は焼肉が大好きな模様。

続く

1日目の移動距離


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