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心に残る言葉

ある長老の話

人には世話する人とされる人がいます。
世話する人は奢らず、
世話される人は卑屈になることはありません。

世話する人は徳を積み、世話される人は感謝する。 
ただそれだけのこと。


あなたは人に恨まれることをしなければ、何をしてもかまいません。恨まれさえしなければ、すでに運が良いです。
もし、嫉妬などで逆恨みをする人は、人を呪わば穴二つで、その人に返ってくるから、心配ないでしょう。
あなたには関係ないことです。あなたはあなたの信じる道をいけばいいだけなのだから。

親鸞さんの話

親鸞さんは
善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや
と言いました。善人は往生をすることが出来るのに、悪人は往生しないわけがない。どんなに悪いことをしても最後に仏の道にすがれば往生出来る。生きとし生けるもの全てが救われると言いました。
子どもの頃はどういう意味かわかりませんでしたが、とても惹かれる言葉でした。
でも大人になって、
悪人の中の善人を引き出すことによって、いくらでもやり直しが出来ると捉えることが出来ました。そして良い行いをした善人は救われるのはもちろん、より大きな悔いがあり、阿弥陀さんに救いを求める悪人こそ救われる
という内容が胸に刺さります。

そして最後に今回の地震で思い出した言葉

人事をつくして天命を待つ

南宋初期の儒学者胡寅(こいん)によって書かれた言葉
人として最大の努力をしたら、あとは静かに天命に任せる、という境地です。

以上が心に残る言葉です。
また思い出したら、その都度投稿したいと思います。
ヘッダーの絵は、教科書に出てくる親鸞さんを、色鉛筆で書いてみました。


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