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映画『アイアムアヒーロー』

映画の存在は知っていたものの、見に行くことはありませんでした。しかし今回アマプラで見てみました。

以下ネタバレがあります。


長澤まさみさんと有村架純さんが綺麗でした。そしてより好きになりました。

個人的に、作中作を浅野いにお先生が描かれているのがお気に入りポイントです。今作品の花沢先生と交流があると浅野先生は漫画で描かれていましたが、ここでも浅野先生が登場するとは驚きでした。

残虐なシーンがたくさんありましたが、程よく慣れてしまいました。

腕にたくさん時計を付けていたおかげでZQNに噛まれても問題なかった点が良かったです。こんな世界でも時計の価値にこだわる、というのは良い意味で人間臭くてZQNとの対比になりますね。
腕からその時計をどんどん外していく、というのが少年漫画あるあるの「重りを外して本気を出す」みたいで面白かったです。
他にも権力抗争だとか犠牲の精神とか、色々と人間味あふれる場面がありましたね。

ZQN化する前のヒロコちゃんとヒデオとの会話も好きです。
ヒロコちゃんが中途半端にZQNなのは、赤ちゃんに噛まれたから効果も半分、という理由なのでしょうか。
蔓延したウイルスの正体も分からずじまいですが、映画なのでしょうがないでしょう。
あとヒデオが趣味で猟銃を持ってる点ももっと深く知りたくなりました。
漫画の宣伝という意味では効果抜群でしょう。僕も漫画を読みたくなりました。

ラストはハッピーエンドでした。最終的にこの人らが生き残るのだろうな、というのはキャストの時点でわかってしまいますが、それでも楽しめました。

「普通の人がヒーローになる話」でしょうね。売れない主人公が、突然変異した世界ではヒーローに、というある種異世界モノに近しいのかな、とも考えます。

最後の大量ZQNとの闘いは、ヒロコちゃんが活躍するのかな、と思ってましたがそうはならないんですね。

ラストシーンは車窓から光を見て終了でした。今後世界がどうなるか、これからどこへ向かうのか、3人はどんな生活を過ごすのかは観客の想像に任されます。

個人的には、人の居ない世界(例えば富士山のような)場所へ行くのかな、と思います。その場合食料はどうなるのか、という話ですが。
もしくは銃弾を取りに国家機関に向かうのかな、とも思いますが。
それか病院に行ってヒロコをヤブに手術してもらう、というのも良いですね。しかし前例が無い手術を行う性格ではなさそうですが。

映画を見た感想のまとめとしては「わかりやすいハッピーエンドで面白い、そして漫画を読みたくなった」です。

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