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懐かしい昭和の趣き ウールのきもの

以前はよく見かけたウールのきもの。アンサンブル(きものと羽織がおなじ生地でできている。)も多くて、カラフルなかすり模様がかわいい。

夏祭りに浴衣を着るように、お正月には、ウールのアンサンブルを着て初詣に行く、そんな人が多かったように思う。

めっきり見かけなくなったなぁと思っていたら、やまとさんからとても素敵なウールのアンサンブル(セットアップ)が売り出されているのを知った。

色は渋めの格子柄で、リバーシブル。羽織はもちろん長め。どちらを表面にするか選べるようだ。羽織ときものを違う柄に仕立てても、ちらりと見える裏側がきものとおなじ柄。

めちゃくちゃお洒落やん!
令和の時代に生まれ変わった、ウールのアンサンブル。素敵すぎる

さて、わたしの母の残してくれたきものの中に、ウールのきものは結構多くて、冬場の普段着であったよう。かわいい小紋、紬調のものもあるし、弓浜絣のような藍染風のものまである。

ウールのきものは裏はつけず、単衣に仕立てるが、冬用。中にモスリンの長襦袢を着たら、ポカポカあったかい。

夏には麻、合間には木綿のきものを着る人が多いから、その流れで、冬にはウールのきものもいいんじゃないかしら?

ウールのきものは何よりあったかいし、絹ものに比べてお手入れが、らく。虫がつきやすいと言う欠点はあるが、シワになりにくいのも魅力。

ふだん着にウールのきもの、着てみませんか?


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