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自費リハについて

リハビリ環境は、脳卒中の後遺症を抱えている人であれば、切実な問題です。
介護保険を含めた公的保険制度で賄える施設や期間に限りがあるため、期限が切れそれ以上にリハビリを続けたい、よりいいリハビリを受けたいと考えたときには、けっこうな困難に直面します。
それで、現在では、リハビリ難民なる造語もあるくらいです。
そんな背景もあり、自費リハの施設は、最近増えていて、そのこと自体は、後遺症を抱える者とてはとてもありがたいことなのですが、病気の後遺症を抱え働くことが簡単ではない、人たちにとっては、自費リハにかかる負担は、決して少なくはありません。
自費リハは、平均すると、1時間当たり、おおよそ8千円と言われています。
その金額が人によって、高いか安いかは、一概には言えませんが、病気ですでにそれなりの出費があり、後遺症を抱えさらに自費リハとなると、それは、簡単に払える額とは決して言えません。
せめて、接骨院のように、保険適用になり、もう少し気楽に行けるようにならないかなと思います。
いずれにしても、現在も、これからも、現状の制度のままであれば、自費リハ施設の持つ役目はどんどん大きく重要になってくると思います。
少しでも良くなりたいと思っている人たちにとって自費リハは、最後の砦です。
それだけに、何か制度的な変更があればなと切に思い願っています。
今では、発症後6か月以降は、プラトーといい、症状が固定してしまうなんてことはなく、その後もいくらでも改善された症例は沢山あり、エビデンスもあると聞いています。ですので、それらも加味し、制度の見直しが必要だし、そうなることを重ねて願っています。
自費リハに通っている身としては、自費リハにはおおいに満足しています。
僕は、リハビリにも相性があると思っていて、回復期の病院でも、この人とは、リハビリがやり易いなぁとかあるものの、病院では、なかなか、あの人をというわけにもいきません。
その点、自費リハならば、同じ人とリハビリを続けることは可能です。
相性がいい、信頼できる人とリハビリをしていると、やはり、より良い相乗効果が得られるような気がします。
僕は幸運にも、相性がいい自費リハ施設を見つけられたので、今のところ、充実したリハビリを続けることが出来ています。
頑張れ自費リハ施設


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