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作ってみた

暑い毎日が続いていますと自宅に籠りたくなります。
そんなときにこんな面白い商品を見つけてしまいました。

もともとミニチュアもの好きですが、今はこんな商品もあるのですね。
一から作れない私にはとても手軽で、また、パズルみたいに組み立てていくだけなので、とても楽しみながら作り上げてしまいました。

そう作り上げてしまったのです。

たった、二日で。

作りながら作業用の音が必要だからと、ブリーチの千年決戦篇と呪術回戦 第2期「懐玉・玉折」と、流し見していたからでしょうか。
何が何だか、誰が誰だかわからなくても楽しく見れるものですね、ジャンプアニメはさすがです。
そして、始終戦っているアニメを前に私がやっていたのは、目がかすれてショボショボしてしまう、完全なる内職仕事でした。

家具などを組み立てる前に、室内装飾用の紙小物を作らねばいけません。

小さな木切れに紙切れを張って小さな本を五十冊くらい作る仕事や、小さな箱やたんすの引き出しを作るというちまちま仕事です。
頑張って作った茶封筒など、台紙から切り取って封筒を折るだけでなく、印刷されているミニ用紙を全部台紙から切り取って折って封筒の中に入れて封をする、という、無意味すぎる仕事の上に出来上がっております。

そんな私の目の前のパソコンの画面では、時々ブリーチの一護さんがうおおおおとさけびながら敵を真っ二つにしています。
この辛いお仕事を乗り越えられたのは、内に溜まる私の鬱憤までも昇華してくれたアニメのお陰でしょう。

では、辛い仕事が終われば、楽しいだけの組み立てです。
が、私は組み立てていくための木切れを見て思いました。

パーツがどれも、美しい、のです。

壁となる板には壁紙などを張る必要もなく、机や棚に片付けられた風の小瓶や小物というパーツは、直接豪華絢爛な印刷がされています。
組み立て終わればとってもリアルなものとなる、そう確信できるものなのです。

しかしながら印刷は両面印刷ではなく板の表面だけ、さらに言えば、リアルな木の家具なのにガラス製品が単なる印刷にしか見えない木切れとなれば、やはり今一つなものでは無いでしょうか。

もったいない。
ならばもうひと手間かけて見ようか、と。

それに、ほら、板に印刷された瓶などのガラス系のものをレジンでカバーしたら、さらに美しいものになるのでは?

思い付いたならば実行です。

まず、組み立てたら印刷のない木の裏側が見える椅子をアクリル絵の具で塗り直しました。
次に私はレジン用の照射ライトを購入し、レジンを重ねた方が良いパーツを片っ端からレジンの洗礼を受けさせたのです。

左が良いとは言わないでください。右は光で色が飛んだっぽいだけです
きれいな印刷だからこそレジンが生かされました。ガラス製っぽくなりました

さて、小物が完全に仕上がれば、後は組み立てていくだけです。
説明書は英語ですが、図の説明として一言二言の記載があるだけですので英語が出来ない人でも大丈夫だと思います。
そんなこんなで組み立て終わったならば、完成品を激写です。

LEDライトでライトアップするとスチームパンクな世界観になります

どうです?
なかなかなものでは無いでしょうか?

暑いこの夏のこの季節を乗り切るために、自分だけの異世界召喚をしてみるのは如何でしょうか?

今回の失敗点。

レジンライトは不要でした。
数百円のライトでは硬化せず、ベランダに並べたら一瞬で硬化しました。
数百円のライトが硬化可能なレジンは、一分で硬化などと書いてあるレジンだけで、ライトで30分かかると記載のあるものは外の太陽光一択ですね。

ブリーチの千年決戦篇と呪術回戦 第2期「懐玉・玉折」、完結してないからこれから毎週見なきゃいけない呪いにかかってしまいました。