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“褒め”に関する意外な効果

皆さんこんにちは。接客の達人です。
この記事では、私が実際に経験し体得した接客のノウハウを科学的な視点から解説し、お客様を虜にする接客とは具体的にどうすれば良いか実践的なテクニックをお伝えしております。

接客・サービス業に従事している方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

私の素性に関しては「接客に悩める方達へ」にて詳しくお話ししておりますので、初めてご覧になる方はまず私が一体何者なのかを知っていただければ
これからお伝えする内容も入ってきやすくなるのではないかと思いますので、是非ご一読いただければと思います。

それでは、本編に参ります!


褒める対象はお客様だけではない


お客様と会話をしていく中で、“褒め”や“お世辞”は切っても切れないものだと思います。
確かに人とのコミニュケーションにおいてこれらはとても有効に作用します。

ただ、ずっと褒めたりお世辞を言ったりしていると
「なんか、嘘っぽいと思われてないかな〜」
「ずっとヨイショばかりして、疲れるな、、、」
なんて感じることもしばしばだと思います。

科学的に正しい褒め方というのはもちろん存在していて
それはまたの機会にお話ししようと思っているので
今回は別の角度からで、第三者を褒めることについての驚くべき効果についてお伝えしていきます


アリゾナ州立大学の研究でわかったモテる人の会話の特徴

いきなりモテの話しを持ってきてしまい恐縮なのですが
接客・サービスにおいて応用できるものなので紹介させてください(笑)

1999年・アリゾナ州立大学が行った調査によって
いわゆる「モテる人」の会話の特徴が明らかとなりました。
124人の男女の会話を観察してみると、人気の高い好感が持てる男女には
第三者を褒めているという特徴があったのです。

何故こんなことが起きたのか?
研究員は次のような見解を示しています

これは、自発的特徴変換という現象が引き起こされている。 自発的特徴変換とは自身が発した第三者のイメージが、そのまま自分のイメージに変換される現象である。

つまり
第三者を“優しい人”だと褒めれば、自分も優しいイメージに
第三者を“性格悪い人”だと貶せば、自分も性格が悪いイメージに
こんな具合ですね。


別のスタッフを褒めよう

お客様からありがたいお言葉をいただけるときが少なからずあると思います。
その時に、この自発的特徴変換を利用した返があります。
実際に私がよく使っていた返しを紹介します。

お客様:「あなたは本当によく気が利くね〜」
  私:「本当ですか?ありがとうございます。嬉しいです。でも、〇〇さん(一緒に働いているスタッフ)は私なんかよりもっとすごいんですよ。気遣いの神様です。まだまだ勉強中です。」

のように返していました。

〇〇さん(一緒に働いているスタッフ)は私なんかよりもっとすごいんですよ。気遣いの神様です
ここが、自発的特徴変換を引き起こす部分です。

一つだけ注意してもらいたいのが、
第三者はお互いに知っている人が望ましいです。
別のスタッフを褒める場合は、まずお客様にそのスタッフのこと認知してもらってから褒めるようにしてください。
または、誰もが知っている著名人でも構いません。

会話の流れで第三者を褒めれるところがあれば、積極的に褒めていきましょう。


終わりに

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。自発的特徴変換。
まぁなんとなく言いたいことは伝わったと思います。

皆さんも、例えば目の前で話している人が、他人の悪口を言ったらいい気分にならないじゃないですか。
簡単にいうとその原理です。

自分に乗せたいイメージがあるなら、その言葉を使って第三者を褒めると良いかもしれません。。。

一緒に接客業頑張りましょう٩( 'ω' )و

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