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オレンジ「4」

あれから時間が過ぎアナウンスが流れた。

桃は「やっと動くわー」ほっと胸を撫で下ろした。

階段を登り新快速のドアが開いた。

電車に乗ると

電車の中は満員だった。

桃「あれ?なんか息苦しい」

「気持ち悪い」汗が出てきた。


どうしよう どうしよう


空気がなくなってきた。


誰か助けてー

満員電車 新快速がさっきの影響で

ゆっくりゆっくり速度が遅く走っている。

1人の青年が「大丈夫?」

声をかけてくれた。

顔を上げると 桃「えっ?知樹?」

知樹「桃?大丈夫か?もう少しで着くから我慢しろよ」

知樹は、高校の同級生だ。

桃「うん」

続く


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