介護の同志はいるから

昨年年賀状の準備をしていて、親しい友人には「母の介護が始まった」と添書きしてしまった
一文ではあったが、弱音も吐きたかったし、暫く外出もままならないから、との思いもあった

年が明けて、メールが数通届いた。
介護に既に向き合っている者、そろそろではと親の状態を心配している者。
多くは語らずも何かあれば情報交換し力になってくれるとあって、とても有難く思った

介護に不安を抱えているのは私だけじゃないんだ、と心強く思ったものだ
声を大きく「介護している」と言う人は少ないから、自分だけが介護に悩んでいる/戸惑っている、と思いがちだか、自分の身近に介護に向き合っている人は多い

母のトイレ問題で悩んでいた時、気分転換で行ったネイルサロン
ネイリストさんとの雑談でご自分の経験を話してくれ、尿漏れパッドのヒントを貰った

母へも、母より大変な状態の方も多いらしいし、まだ頑張り次第で改善できそうよ、と話すことができた

この記事を読みに来てくださった方にも既に介護が始まった当事者やこれから介護が始まる、と不安を持つ方もいると思う。
どうか、
「自分だけでなんとかすると抱え込まないで」
「公共のサービスを始め、助けてくれる先は多いから」

介護中の方は意外と多い
介護には誰にもに当てはまる正解は恐らくない
個々の置かれた状態、これまでの環境、病歴病状や体力などで、ベストな介護は変わってくる
皆んな手探りで介護をしているし
皆んな同じ様に悩んでいる

ちょっとしたお喋りに便利グッズの情報や工夫のヒントがあったりもする
自分用にカスタマイズするのが大事

同志も悩み進んでいると思うと、孤独感より力が湧いてきませんか?




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