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政治・経済・社会

【令和5年10月12日(木曜日)晴れ14.7℃〜25℃】

🐢鳴かぬ蛍が身を焦がす🐢(日本の故事)

江戸時代に刊行された三味線歌謡集である「松の葉」のなかに
🎵声に現われて鳴く虫よりも
 言わで蛍の身を焦がす
とある。鈴虫、松虫、コオロギなどの虫たちは、
声に出して鳴き、恋心を募らせるが、蛍は、ほのかに頼りない風情に光を放って、
密やかな想いを心に燃やす。

恋することを口に出していうより、恋する辛さにじっと耐えている方が、
恋心はかえって強いというたとえ。

恋に身を焦がすとも、口に言えないもどかしさに、嫉妬に悶えるとも、
どちらにとってもよい言葉ではあるまいか。
恋をすると、まずなによりも顕著になるのは、
恋の相手に近づいてくる同性に対する嫉妬の心ではあるまいか。

➖「座右の銘」研究会➖

では、本日も素敵な一日をお過ごしください。
今日もよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます😊

➿今日の一言➿
才能と意志の欠けているところに、
一番嫉妬が生ずる
〈ヒルティ〉

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