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吃音とは?

 今回は「吃音」についてお話します。

 吃音は「吃音障がい」と分類されることが多く、「広い意味での発達障がい」と定義されつつあります。

 ただし、今現在は「発達障害支援法」内での定義からは外れています。そのため、「適切な支援」などが難しいのが現実でです。

(議員の皆さん、頼みます!!!!「吃音も発達障がい」と認めてください!!!)

 また他の発達障がいと同じく、「これを行えば必ず治る」という確立された治療法はありません。脳みそのことで、原因不明のためまだ「原因療法(根本療法)」ができません。多くは「対症療法(その日その場しのぎ)」で何とかするしかありません。

 そして、発症率にお国や言語による差もありません。

 当事者は全人口の約1%、大人になっても長引いている人もいますが、少数派になります。

男子(男性)に多く、男女比は4:1程度、他の発達障がいでも当事者が男子(男性)が多いため、本当に研究を加速してほしいです。

 特性として以下の3つが分かっています。

連発(音の繰り返し)

「あ、あ、あ、あ、あ、ありがとう」のような一つの音が多く出ること。

伸発(音の引き伸ばし)

「あーあーあーあーあーあーりがとう」のような一つの音が長く出ること。

難発(言葉の詰まり)

「……、ありがとう」「あ、……りがとう」のような発音に詰まりが生じること。

 専門的には「非流暢性」と言います。だいたい3歳ぐらいに始まり、約7割は自然に治るとされています。しかし、大人になっても長引く人もいます。

 根本原因は実際のところ不明ですが、'仮説'として考えられる原因があります。

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