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算命学について(その15)十二天星⑥

このシリーズでは算命学の基本の考え方、五行説や陰陽について解説してきます。

今回も~十二天星(従星)~について解説します。

⑩天極(てんきょく):死人の時代

純粋、お人好し、芸術と技術、霊感、哲学、宗教心

肉体が活動を終えた状態、精神だけが残っている状態です。
自分の意思とは関係なく、現実のありのままを自然に受け入れ、
本意でなくとも意思を表示するエネルギーの器(肉体)がない状態であるため、
天極星をお持ちの方は、お人好し、我慢強い、ポリシーがない人と言われます。

自信の内面の葛藤が表に現れにくく、周りからは「穏やかな人」と思われがちです。

「無の世界の感性」五感以外の感覚が鋭いです。
それを霊感という場合もありますが、霊感という感覚だけでなく、
見えないものを感じる感性がとても豊かであるということです。
自らの夢や想いををカタチあるものに創り上げることが得意です。

天極星を2つお持ちの方は、健康管理を十分にしていきましょう。
体に無理なことを控えて、心身の健康を整えることを意識していきましょう。

⑪天庫(てんこ):入墓の時代

凝り性、探求心旺盛、集中力、奉仕、粘り強い、歴史、長男長女

肉体が大地に帰り、霊魂がもとの世界に戻る準備をしている状態。
肉体から精神が解き放たれ、自由な意識で自分のこだわりを追求していくことになります。

天庫星をお持ちの方は、一つのことを徹底的に研究していきます。
考古学、歴史学、哲学などの物事の真理ついて深く探求していくことに向いています。
現実的な物事から精神的な要素を読み解くことが得意です。

忍耐強く、頑固な面があります。
周囲には寛容な対応ができますが、自分に厳しい面もあります。
一度決めたことは最後までやり遂げることができる方です。

他人の感情に敏感ではありませんが、他人の感情をくみ取ろとします。
やさしさを表に出すことは苦手です。
長男・長女でうまれていないくても家系をまもる長子の役割を担っていきます。
家族をまもり、大切な人を守っていきます。

天庫星を二つお持ちの方は、人生(仕事や家庭)半ばに大きな変化が起こりやすいです。

天庫星は、凝り性で自分の行動がブレません。
自分がやりたいことを決めましょう。決まれば強い意志でやり抜ける力があります。

⑫天馳(てんそう):あの世の時代

多忙、瞬発力、物事に執着しない

天馳星はあの世の状態です。過去も未来もなく「今」のみが存在する、
霊魂や宇宙空間を飛び回っているようなエネルギーイメージです。

感情と行動が一体してるためスピード感があります、
花火のような一瞬の輝きのように「瞬間的に発揮される力」は天将星を超えることがあります。
ただし、その輝きや力には「持続性」はなくあくまでの一瞬です。
単独行動が多く、孤独を好みます。
感性が鋭く、多くの閃きが自身から湧いてきますが、形にするためには他者の力を借りていく必要があります。

いつもせわしなく、おもいつきで後先考えずに行動をすため、周りがついていけないこともあります。
お金、名誉、損得勘定なく働くことができる方です。
忙しく、止まることなく行動しているので、周りからは「落ち着きがない」ように
思われがちですが、本人は精神と行動に一貫したものがあるため、内面はとても安定していおり、
一定の精神状態を保てる人です。

魂の器がないエネルギー状態であるため、精神力は旺盛であっても、現実では肉体の体力が続かないことが多いです。

天馳星を2つお持ちの方は、忙しい人生を送ることになります。多方面に才能能力を発揮できますが、
体力面が追いつかずもどかしい思いをすることになります。

天馳星の方は、精神と体力のバランスをとることが難しいですが。「継続性」を求めず、
その瞬間、瞬間を大事に生き抜くことを心がけることがポイントとなります。

旺相囚休死論の「死」が「天極星」「天庫星」「天馳星」です。
精神が肉体から解放される星です。
自由な意思、発想、制限がない想いが自身を駆け巡ります。
豊かな想いとは逆にエネルギーの器がとなる肉体はない状態であるため、自信で人生をきりひらくには大きくの人の力を借りていくことになります。
しかし、周囲の人が放っておくことができな魅力がありるのもこれらの星を持つ方の特徴です。

次回から新しいシリーズが始まります。
(その前にちょっとこれまでのまとめ記事をあげます)
お楽しみ!

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