Googlemapとの相性不一致の件

今回のお話は
「グーグルマップって初めての場所でも迷わず行けて便利だよね～。」
とおっしゃる皆様にはご理解いただけないことかもしれません。

昨日のことでございます。
お仕事で劇場視察と観劇をするためにワタクシ中野の駅に降り立ちました。

先週も一度近辺の劇場に視察に参りましたので、記憶に新しいその道をてくてく歩いていたのでございます。

駅から５分のその劇場には公演開始の２０分前に着けば余裕だろうとタカをくくっておりました。

ところがふと気が付くと
「あれ？先週こんな道通ったっけ？」
見覚えのない八百屋さんやら、スナックの看板。

どうやら三叉路で間違った道を選択してしまったようでございます。

そう、ここで三叉路まで引き返すべきでした。

それなのに
「グーグルマップに聞いてごら～ん。」と脳内で囁く悪魔の声に負け、
グーグルマップを開いてしまったのでございます。


は？普通でしょ、グーグルマップ見るの。
と思ったそこのアナタに声を大にして申し上げたい。
今までどれだけこのナビの甘言（？）に騙されてきたことか。

今回ももれなく悪魔的に惑わしてくれましたわ、グーグルマップさん。

進行方向が小学校を突っ切るルート（不審者としてつかまれと？）だったり、
案内のとおりにしたのに到着時間が5分から８分に伸びるとかはザラ。

そのあとも言われるがまま髪振り乱して　小走り。

「左です」→左折→到着までの時刻１１分。
「右です」→右折→到着までの時刻１２分　。


そして気づくのです。
「だんだん遠ざかってない、これ！？」

んもう、ガセネタつかませてくる音声ナビなんかぶち切ってやりましたわ。
ゼイゼイ。

そして今度は画面の表示を頼りに走り出すワタクシ。

「北西方向ってどっち～？？！！」と進行方向の方角もわからないまま、
めくらめっぽうに走り・・・


３０分後ようやく駅前、つまり振り出しに戻ったのでございます。

はい。ようやく劇場にたどり着いた時には、上演時間は２０分ほど過ぎておりました。

受付で遅れたことを平謝りし、係のお兄さんの案内で指定席のある列へ。

ご迷惑ですよね。上演中に席を横切ったりしてほんと申し訳ないことでございます。

真っ暗な中、できるだけ小さくなりながら、「すいません、すいません」と小声でおじぎしつつ奥の指定席へと進みました。

ようやく自分の席にたどり着き
ホッとして腰をおろした瞬間

スッテーン！　
と床に尻もちをついてしまったワタクシ。


座面のシートがたたまれた状態になっていたのが暗くて見えていなかったのでございます。

「ひゃ～！！」

思わず漏れてしまう声。

ハッ:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):、
今ワタクシ舞台をさしおいて皆さんの注目を集めてしまった？かも。


誠に、誠に申し訳ございません～～～

色んな意味で冷汗がとまらないワタクシでございました。