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②税理士試験までの戦術の良かった点、反省点


こんにちは。
実は現在、会社で参加する技能検定試験直前であり、
税理士試験が終わり、勉強ロスを丁度良く埋めてくれています。
またそれが、計算問題も多くて、いい感じに電卓パチパチ出来て気持ちが良いです。

さて、今日は税理士試験までの戦術について書いていきたいと思います。

まず、2022年9月に
「俺、税理士になりたい」と宣言したものの、
勉強と家族と仕事と趣味の両立ができるのか不安ではありました。

なので、とりえあず簿記2級を目指すことにしました。
簿記3級については、合格の成功体験で勢いづけるために受験することにしまして、

1カ月間、約100時間の勉強で3級に合格!

家族も私が勉強する事について賛成してくれたので、
夜のバイトを辞め、趣味で習っていたボイトレも辞め、
朝の1時間、夜の2時間という3時間の勉強を習慣として2級をめざしました。

そしてその後、

1か月半、150時間の勉強で見事2級に合格!

(むしろ98点で、俺向いてるかも、なんて思ったくらいです)

その頃、令和5年の税理士試験から会計科目が受験資格撤廃ということを知り、
「次は1級だ!」と意気込んでいた予定を変更して、税理士試験を目指すことにしました。

すでに12月になっていますので、
・簿記論だけいくか、財務諸表論だけいくか、
・2科目同時に目指すか、
・通信講座はスタディングにするか、クレアールにするか

かなり調べて、体験動画を見たり、資料請求をした結果、
「中村先生の講座」と「理論暗記ツール」に惹かれて、
スタディングを選択しました。

購入したのは、ミニマムパック(59,800円)です。
直前講座は後からも付けられるとのことだったので、
まずはミニマムにすることにしました。

その後はカリキュラム通りに進んでいくのみです。
2月終わり、進捗率が90%を超えたころ、
「過去問」を1度見てみるために、
メルカリで簿記論過去問題集を購入しました。

まあ、そこで驚愕しましたよね。
「コレ ナニキカレテル?」

レベルの違いに愕然としました。
計算そのものは学習済みであっても、周りに付随する難しい問題文、
必要以上の資料、情報すべてに困惑しました。

これが一つ目のポイントで、

「スタディングの学習はすべて基本」


ということです。

基本を学ぶにはわかりやすく、とても優秀です。
でも、応用力や数をこなすには限界があると思い、
ここでTACから出ている
「簿記論 個別計算問題集」を購入しました。

最初は全く解けませんでした。
スタディングを進めつつなので、1周するのに2カ月かかりましたね、笑
「AランクとBランクの問題は、解けかったら解けるまでやる」
問題集が付箋だらけでしたが、コツコツ進めました。

そして4月か5月頃だったと思います。
スタディングでは「直前講座」がリリースされました。

しかし、それは購入せず。
なぜかと言うと、
直前講座は過去問と実力答練(練習問題)で構成されていること、
その解説動画はさらっと解き方に触れているのみ、
という話を聞いたからです。

「解き方」というのは、税理士試験ではかなり重要なポイントであると理解していましたので、その解き方をさらっとしてしまっては、
過去問を解くのと変わらないなと、、、、
ましてや問題の難易度が高くないと容易に高得点が取れてしまい、
本試験の内容とはかけ離れてしまう、、、、

だったら多くの過去問に触れて、
問題の取捨選択、解き方の戦略を自己流で身に着けたろう!
という戦略で行くことにしました。
(今思えば無謀よね、笑)
本気で合格したいなら、この時点から直前講座に参加するのはとても良いと思います!

決心したら、財務諸表論の過去問を即購入。
ここから、
平日は個別問題集、
土曜日は簿記論の過去問、
日曜日は財務諸表論の過去問をどんどん数をこなして、
6月のTACの全国公開模試を目指しました。

あっという間に6月になり、TACの公開模試を早稲田大学で受けました。薄々感じてはいましたが、第3問がやはり苦手だということがはっきりとしたので、ここでTACの
「総合問題集 基本編」を購入。ここから徹底的にやり込みました。

その模試についてはまた後日触れたいのですが、
その解説動画を見たときに、
「こんなに質の高い授業を受けているのか、、、、」というのが率直な感想です。

売上原価、繰延税金資産、法人税等調整額が「捨て」というここもここで知りました。

7月の大原の模試を終えた後は、
月曜 リース取引
火曜 持分法
水曜 簿記論第5回実力テスト

という風に苦手論点を曜日で決めて、毎週繰り返し解くようにしていました。

これが私の税理士試験当日までの学習スケジュールです。あとから振り返ってみると、
直前講座を選択せずに、過去問で攻略するというのは悪くなかったと思います。
「スタディングのみで合格できました」
との声も合格者の声でありますが、、、、、、
多分そうという要領良い方なんだと思います。
「基本を学べば応用可能」
そんな方はスタディング1本で行けると思いますが、
私のような凡人は、難しい問題も幅広く数をこなしていくことで、
問題を見極める力、問題を読み取る力が育っていくのではないかと思います。

私が同じ1年をもう1回やるとするならば、
スタディングで基本学習した後に、春から予備校に合流パターンだと思います。
実際には、学校に通うこと、というのが生活的に難しかったので、
その方法をとれなかったのですが、
それができたらあと5点アップは見込めたのかな、と思います。
5点というのは税理士試験では、とても大きな点数です。

そもそも通信学習でボーダー確実ラインを越えていくのはかなり優秀な方だと思います。
一般人であればボーダー以上、ボーダー確実未満という状態で、
1点が加算されるのはとても大きなリーチです。

そういった認識を持って、学習方法を選択されるのが良いと思います。

いろいろ好き勝手言いましたが、最後に言わせてください。
「スタディングの中村先生の授業はめっちゃわかりやすくてお勧めです!」


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