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初恋の人は2番目

過去の恋愛を振り返ってみると、私は常に2番目だった。
誰かの1番になりたいと願えば願うほど、気づいた時にはもうすでに2番目だった。
そんな寂しい私の人生いつまで続くんだろう。

1番に愛して愛される未来は来るのだろうかって毎日不安になる。

思い返してみれば、初恋の人でさえも2番目だった。
小学生から中学生まで5年間ほどずっと一人の男の子が大好きだった。
目が合っただけで舞い上がって、お話できた時は一語一句間違えないようにノートに書き綴っていたくらい大好きだった。

中学生に上がった頃、そんな彼に彼女がいると聞いた。
彼は、私の気持ちに薄々気付いていながら、LINEを交換してくれて毎日メッセージのやり取りをしてくれていた。

でもある日気づいてしまったんだ。
彼が彼女といるときは私のLINEをブロックして、トーク履歴を消していたこと。
学生ながら流石に傷ついたよね。

そんな中彼が放った一言、今でも忘れられない。
「もし、俺が今の彼女と別れたら付き合ってくれる?それまでずっと好きでいてくれる?」

当時の私は、「もちろん ずっと好きでいるー!!!」と言ったがその未来は訪れることはなかった。

いつであろうと、お相手がいるのに恋人のようなLINE毎日する時点でダメだし、ましてやキスなんてもっての外。

自分の意見をはっきりいうことができない私は、相手の都合でたくさん振り回されて学生の時から自己肯定感は爆下がりだった。

もう何十年も経ってるけど、未だに薄れてくれない初恋の記憶。

幸せになりたいなあ。

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