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大救世主降臨の事実を知る(1988年初版)

      大天使ミカエルの降臨/著/幸福の科学

私は今、ミカエルが、この人類の危機の時代に黙ってはいないという事を明らかにしておきたいと思う。この今世紀において人類は悲惨な大きな戦争を既に二度も経験した。第一次世界大戦。第二次世界大戦、この二つの大戦の中を生きて貴方がたは一体何を学んだのか。人間の愚かしさとは何かを学んだのではないのか。この二度の世界大戦に懲りず、また第三次世界大戦を目指して着々と戦争の準備をし続ける各国の諸君よ。貴方がたは、この二つの悲惨な大戦から一体何を学んだのか。何も学ばずして、また、この世的なる自己保存的なる戦いを続けていかんとするのか。真に戦うならば、他国民と戦うな。異民族と戦わず、自分の心の中の敵と戦え。自分の心の中に住む己心の魔と戦え。自分たち集団の中に住む社会悪と戦え。戦う相手を間違えてはならない。諸君らが戦う相手は神の子としての人間ではないのだ。諸君らが戦う相手は自らの誤りと社会全体の誤りである。この誤りと戦え。この誤りを取り除き、この地上から一掃するために戦え。そうであってこその神の子ではないか。貴方がたは今から二千年の昔に私達の世界から主イエス・キリストを遣わしたのに、その時に主が降臨したという事に何故気付かなかったのか。その時の思いを想い起こせ。主は降臨しても、その主の存在に気付かず、主を嘲笑い、主を鞭打ち、主に唾をかけ、主に茨の冠をかぶせたのは誰であるか。その時に、ユダヤ人であった多くの人達は、今またこの二十世紀の後半に日本の地に生まれ変わっているのだ。貴方がたは、かつて貴方がたが主に対して成した業のその意味が分かっているのか。救世主を十字架にかけた事の、その恐ろしい意味が分かっているのか。それがどれほどの罪であったかを知っているのか。今また救世の時が来ている。貴方がたはどうするのか。かつて貴方がたの過去世の魂が地上に肉体を守った時に主を鞭打ち、主に茨の冠をかぶせ、主の脇腹を串いた様に今また降りたる救世主に対して、その様な事をし二千年の後悔を残さんとするのか。それとも、この新たな王を迎えて貴方がたは新しき神理の日のために共に戦う事を誓うか。一体どちらの道を選ぶのか。

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