215 やるべきことは目の前にある

 今の瞬間にやることができなかったら、永久にできません。たとえば、二十歳のときにギターを弾きたかったとします。でも、そのときにできなかったならば永久にできませんね。四十歳でギターを触っていても二十歳ではありません。ですから、いつでも今の瞬間、行なうべきことが目の前にありますから、それをやればいいのです。生きていようと思う前に、もう生きているのです。やるべきことは目の前にあるのであって、「これをやってくださいよ。後回しにしないでください」ということなのです。
『一瞬で心を磨くブッダの教え』第4章 幸福に生きるための秘訣《今を生きる》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【仏教で生きる! 仏教対談 「悩まない生き方」 板橋興宗氏、金光寿郎氏 との共著(2013年) p83】

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