『オデッセイ』と『レッドプラネット』 火星はお好きですか?
映画『オデッセイ』は、火星に一人取り残された人間が地球に生還しようとする物語。
映画『レッドプラネット』は、①火星の地球環境化と②異常化したロボットと主人公との対決を描いた物語。
どっちも火星を舞台にしているけど、『オデッセイ』は誰もがロビンソン・クルーソーを連想しそうな「少年の夢」、一方『レッド・プラネット』は火星でターミネーターとの「SF戦闘物語」といった印象です。
どっちにしても、火星という異空間で人間が生きるバイタリティー(vitality 活力)が物語を引っ張っているという共通点があります。
『オデッセイ』と『レッドプラネット』、どっちが好きかといえば、甲乙つけがたいのですが、アスキーコードが登場したので『オデッセイ』の方がちょっとだけ好きです。
アスキーコードとは、ASCIIコードで、文字コードの一種です。
初期のころのパソコン(当時はマイコン)では、英文字と数字を表示するためにアスキーコードをよく使いました。
その懐かしさを込めて『オデッセイ』を『レッドプラネット』よりすこしだけ「好き」としたいとおもいます。
『レッドプラネット』も、火星での活動用のヘルメットの展開格納機能や、テラフォーミングなど面白いことは沢山あるんですが、残念ながら懐かしさを感じるものではありませんでした。
火星といえば、『トータル・リコール』が思い出されますが、『オデッセイ』も『レッドプラネット』も、火星のことを「乗り越えるべき試練の場」として描いているので人類の明るい未来を予想させますね。
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