○○なんて～～なだけの病気でしょ

人工透析は「週3回病院に通うだけ」？糖尿病は「全身血管荒廃症」に名前を変えるべき恐ろしい病だという話

人工透析は「週3回病院に通うだけ」？糖尿病は「全身血管荒廃症」に名前を変えるべき恐ろしい病だという話

Togetterで見つけたまとめ記事です。記事の内容はともかくとして、潰瘍性大腸炎患者の皆様は、おそらく一回ぐらいはいわれたことあるのではないかなと思います。
「お腹痛いだけの病気なんでしょ？」
みたいなことを。

潰瘍性大腸炎は個人によって症状の差が大きく、一概にどうこう言うことは難しいので、もしかしたら本当にお腹痛いだけ、という人もいなくもないかも知れませんが、多くの潰瘍性大腸炎患者はそんなこといわれたら傷つくのではないかと思います。
逆に、潰瘍性大腸炎患者だからカレーはダメ、カツ丼はダメ、出歩かずに家で寝てないとダメ、とか、そういった制限が全ての患者にあると考えているのもおかしな話であります（安倍元首相に対する言葉でしばしばそういうのが見られたと思います）。

よく「病気に対する配慮を」とかいう声が聞かれますが、病気に対する配慮というのは「具合が悪くなったときに病院行っていい」ということではなく、病気に対する正しい理解をすること、そもそもその病気を悪化させないように配慮すること（その意味で、調子が悪くなって病院に行っている時点で病気に対する配慮は何か欠けていたのだろうと推測される）だと思っています。この辺は、実際に病気を抱えて生きている人でないと、なかなか分かりにくい点なのかも知れません。