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お金の向こうに人がいる、のか?
年末(年始も)仕事していた身としては
↓タイトルの本に出てくる
![](https://assets.st-note.com/img/1704215400699-agWt3nPMQ3.png?width=1200)
全員で、
土日祭日、
休むために、
準備をしましょう。
さて、
あなたは何を準備しますか?
という問いには
シンパシーが強すぎて
答えられねえ。。
のですが、
もしかしたら
コロナ禍で
エッセンシャルワーカーのみなさん、
ありがとう!
みたいなノリで
みなさん、
ぼんやりと、
感じているのかもしれませんけど。
「休みに向けて、お金を貯める」
「お金を運用して増やす」
「レジャーを調べる、予約する」
全員が本当に休むと
上記、全ての準備には
意味がないですよね。
国によっては
現実に発生するシチュエーションで
休日、
本当に店がやってないので
文字通り
「ウィンドウショッピング」しかできない。
資本主義社会では
手段を選ばず
お金を集めさえすれば
休日働くというサービス=「嫌な仕事」
これを
他人に押し付けて
自分は休みを満喫することができます。
フレームを大きくすると、
賃金の安い国に生産拠点を移す。
途上国における「フェアトレード」問題。
児童労働の問題。
ウィグルの強制労働問題
格差問題というのは
「嫌な仕事」を
金の力で
他人に押し付ける
「姿勢」に集約されると思います。
経済学者
アダム スミスさんの
![](https://assets.st-note.com/img/1704213519728-1jaZxbxQEQ.jpg?width=1200)
学校の教科書に載ってる
有名なヤツ
![](https://assets.st-note.com/img/1704213607914-zvYCPnBzfd.jpg?width=1200)
「神の見えざる手」
これは
「需給均衡」を説明したワードですが
無条件に成立する法則ではありません。
人間同士の「共感」
簡単に言うと
「道徳」を前提としています。
商品や労働が、
まっとうな価格を維持するには
まともな感性が必要不可欠なのです。
お金は
労働を委託するのに
利便性を高めるツールであって
「労働力」を
好きなように売り買いできる
ということではないのです。
仕組みとして、可能だとしても。
やってはいけないことって
ありますよね。
マイケルサンデル先生の著書の
タイトルから
![](https://assets.st-note.com/img/1704210259142-xAd2Xn9pTc.png)
て、ことですが
現実、起きてますよね。
闇金・サラ金・反社がからむと。
今や、「サラ金」は銀行傘下で、
銀行がサラ金やってますが(笑)
お金が動く=社会が良くなる
でなければ
それはただの金儲けにしか過ぎないのです。
NISAだ、なんだは
まさに「投資・運用」を推奨していますが、
国民全員が
「不労所得」を求めて「投資」だけしていたら
起業や労働によって
価値を生み出す人間がいなくなります。
日本の経済成長力や幸福度が
著しく低いのは
金融機関が
長期的な視野で
産業を育ててこなかったツケです。
これも金儲けの視点しかなかったからです。
地方銀行の衰退を見ればわかりますが。
国民が
投資するマインドを育てている場合ではなく
投資を受けて
新しい産業を生み出す
雇用を生み出す
金融機関がサポートする
マインドセットの醸成、
環境整備が、重要です。
投資にも
まっとうな感受性
共感や仲間意識、
道徳が必要だということです。
でないと
![](https://assets.st-note.com/img/1704212668656-F16f7b6298.jpg?width=1200)
このように
民度の低い国になって
取り返しがつきません。
「最低限の文化的生活」
給食・教育無償化や
最低賃金の底上げ、
社会保障の充実が必要です。
失業保険や生活保護は
「ヒャッハー(無政府状態)」
にならないために必要なのです。
怠けているから悪い
税金の無駄遣いだ
と思ってはいけません。
社会保障をおろそかにすると
世紀末状態(救世主不在)として
全部
自分に帰ってきますよ。
お金に「価値」があるうちに
良く、考えましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1704214680379-HMIIJYXMA7.jpg)
「お金の価値を良く考えろ」
と言われる前に。
という、
タイトルの本の
拡大解説でした。。
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