ママ友のこと
写真はクルミの木。
実は、青い実の中に、あの硬いクルミが入っているんです。
収穫方法は竹竿で、実を叩いて落とすという原始的なもの。
写真とテーマが合っていないけど、綺麗に撮れた写真なので掲載。
さて、元来、人見知りで消極的な私。
仕事中は、圧が凄いと言われるぐらい、ガシガシ進めるタイプで、異名はブルドーザーとか(褒め言葉になっていない)。とにかく進めないと終わらないからやっているだけ。
たまに人見知りで消極的な小さい頃の私が登場してくる時がある。
そう学校、幼稚園でお会いするいわゆるママたちである。
支援センターでも、幼稚園でも、小学校でも苦労するママ友づくり。
とにかくママ友を作るのが苦手なのだ。
結論、元来の友人が子どもを持ち、お互い同じ環境になり、気楽にコンタクトを取るというのが一番無理がないのだ。
それでも幼稚園のイベントとかで、目の前で、華やかなママたちがキャッキャッはしゃいで話している姿をみると、眩しいものを見るような目で見てしまう。
あぁ、私には遠い世界。と小さい頃の卑屈な私が登場してくる。
だからと言って、合わないコミュニティに無理に入るほどのエネルギーもない。
仕事と家事と子育てに追われて、日々が過ぎていくのだ。
地味な服装、疲れた顔、増えた白髪、ひどい肩こり。自分のことは全部後回し。
ヨガ、ピラティスなんてものに行く時間も余裕もない。
子どものキャラ弁も碌に作れない。
幼稚園、小学校の子どもの持ち物だって、忘れてしまう。
キラキラと遠い世界。
それでも、この数年で同じ境遇のママさんたちと奇跡的に繋がることができた。
みんな、仕事で疲れきっているけれど、何だか誇らしい気持ちになる。
お互い「大変だよね〜限界だよね〜」と言いながら、乗り越えていく。
ママ友というより戦友に近いかもしれない。
きっとそんな姿を他の人が見たら、充実して、キラキラ見えるのかもしれない。
私たちは、きっと満たされているのだ。
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