エレベーター保守の基本は清掃です

今日もある建物オーナーの話でエレベーター内天井照明のアクリルカバーの汚れについて保守会社への不満を耳にしました。
目視、各部動きとその音、振動、緩み等がないか固定状況、必要に応じての注油、経過を都度検証する為の写真撮影等限られた点検時間での作業なのに昨今の点検料金のコスト削減から点検スパンの見直しで毎月点検→隔月点検→3か月に1回点検→半年に1回点検・・・と最新機種のメンテナンスフリー化が進んでいるとは言え、最長のスパンで3か月に1回が乗用エレベーター点検の限界と思います。
作業は昇降路内、普段施錠の屋上や1階、地下共用部のエレベーター機械室なので直接チェックする事はありません。
間接的ですが、点検良否の指標として目につく箇所の清掃状態があげられます。
それが、先の天井照明のアクリルカバーの状態や、扉の防犯用ガラス窓から見える埃の付着状況です。
点検完了の報告を受けたら、上述の2点をチェックしてみて下さい。もし埃が溜まっている、付着してる、配線がずれた位置にあって見栄え悪い等あればその場で指摘しましょう。
もし、今まで怠慢だった担当保守員の態度、対応が変わるかもしれませんよ。

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