エレベーター機械室の換気扇①

梅雨が明けると一気に真夏の暑さが来るのが憂鬱ですよね・・・。
エレベーター保守技術者にとって夏は試練の時です。あの屋上機械室や、昇降路内て風通し全くないし埃がすごい舞って空気悪いし体感温度40度以上の中狭いスペースで作業するので集中力持続させるの大変なんですよね。
その機械室内には必ずサーモ付換気扇が壁に付いていて高温になれば機器にダメージ影響受けないように自動で作動するようになっています。
真夏はほとんど作動しっぱなしですので、そりゃー10年以上経過すれば壊れて動かなくなります。
機械室内の換気扇は行政への定期検査項目なので作動しなかったら要是正となるので、交換必要と報告するのですがエレベーターと直接関係ないからか積極的に検討されるオーナーさんは少ない印象を受けます。
同じくエレベーター保守会社もエレベーター部品ではないので一応の報告だけして熱心には営業してないようです。
それこそ、ホームセンターやネットでも買えるのでDIYすればいいのに・・・と思うのですが置き去りになっている印象です。
機械室内が高温になれば巻上機ギアボックス内焼付き誘発したりモーターにも負担になり寿命を削ってしまうのでもう少し真剣にご検討しましょう。
それほど高額でもないのでどんなモノなのか機械室に入って見たらイメージがわくと思いますよ。

ちょっとしたエレベーターの小話を毎日紹介してます。ネタの収取先はみなさんのエレベーター保守への関心ですのでいろんなお困りごとを相談ください。できる限り解決に向かってアドバイスしますのでよろしくお願いします。

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