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【にじ甲2023】2年目秋大会くらいまでの戦力を見てみよう

前回は2年目夏までを振り返り色々と分析してきた。今回は中間報告のような立ち位置として2年目秋段階の戦力を確認したいと思う。


戦力偏差値


2年目秋大会終了後までの戦力推移

ステータスを上げるのに必要な経験値を戦力に見立て、相対評価できるように偏差値に置き換えた。

同率1位:まめねこ工科高校(戦力偏差値61)

2年目11月時点のステータス

夏は2位だったが秋大会後には1位に躍り出た。グラフから分かる通り上で安定した成長を遂げている。特に野手の成長は目覚ましく、守備はキャッチャー以外完成されているといっても過言ではない。先発投手を長く投げさせる為にもキャッチャーは必要な能力だが、ここまで守備に力を入れているならば最も投手の体力を削る失点を防ぎ続けることが出来るかもしれない。ある意味この野手陣で疑似的なキャッチャーを体現できるのではとワクワクしている。

同率1位:にじさんじ高校(戦力偏差値61)

2年目11月時点のステータス

夏甲子園優勝、葛葉選手の世界大会MVPと爆伸びし一気に1位へ並びたった。「好リード」のスカウトにも成功している為、葛葉選手を援護する為の攻撃力を伸ばしていきたい。既にミートはほとんどがC以上に達している為あとはどれだけ打線を繋げられるかがカギになりそうだ。気になる点としてはパワーが低くチャンスC以上が少ないことだ。ヒットは出るが点に繋がらないチームにならないような育成が求められる。

3位:快盗学園高校(戦力偏差値59)

2年目11月時点のステータス

夏に思わぬ形でこけてしまいやや落ちてしまったがライブ王選手の世界大会での最優秀防御率の活躍もあり秋に盛りなおしてこの位置に落ち着いた。ライブ王選手が目立っているが控え投手陣も充実しているのが快盗学園である。キャッチャーBの迷探偵選手がいるためライブ王選手は長く投げられるだろうが、この3人の控え投手がいるのは心強いだろう。スタミナはあまり気にせずに変化球を中心に育てていきたい。

4位:帝国立コーヴァス高校(戦力偏差値58)

2年目11月時点のステータス

夏甲子園優勝まであと僅かなところで敗退したが、甲子園での経験は非常に大きくチームの成長するには十分な結果だったと言える。それだけに秋は序盤で勝ちを取りこぼしてしまったのはとても痛かった。しかし、天才ということもありローレン選手はとても順調に育成が進んでいる。総変化球量は他を圧倒する15まで伸びており後は強力な青特を待つのみとなった。控え投手陣も負けず劣らず素晴らしい選手が揃っており、この投手陣から失点はする方が難しいだろう。後は兎にも角にも得点力だ。

5位:横須賀流星高校(戦力偏差値52)

2年目11月時点のステータス

2年目秋という最も勝ち辛い大会を見事に優勝という最高の形で飾って見せた。その原動力は不破選手の好投はもちろんだが強力なマシンガン打線だろう。実は走力が非常に高くチャンスCや走力Cが多くいるため打線の組み方次第で打線の爆発力が大幅に上がるのが横須賀流星高校である。この打線を秋大会で見事に使いこなせた社監督は間違いなくこの秋の名将だったであろう。逆に失点も目立った為、今後は守備にも力をいれていければ最高のチームが見えてくるだろう。

6位:勇者育成高校(戦力偏差値50)

2年目11月時点のステータス

夏秋をコツコツ勝利を重ねるのが勇者育成である。魔王様は世界大会を経験してしっかりと成長して戻ってきたことでより頼もしくなった。ハユン選手の覚醒もあって不安だった控え投手陣にも期待が持てるようになってきた。しかし、キャッチャーがいない以上はハユン選手以外のグウェル選手と未来人選手にも必ず出番が回ってくるだろう。残りの育成期間を考えれば少し尖った育成も検討してもいいかもしれない。例えばグウェル選手であれば性格上球速が伸びるので150kmを目指してもいいだろう。

7位:聖アザラシ学院(戦力偏差値46)

2年目11月時点のステータス

地区大会1回戦まで勝ち上がり春甲子園に希望を託した形で終えた聖アザラシ学院は課題でもあった先発誰にする問題を一旦はひま先輩選手に託して挑んだ秋でもあった。ひま先輩選手の仕上がりは良く2年目秋としては強豪相手でもしっかりと試合を作り先発としての役目も果たせてたといえよう。気になったのは得点力だ。守備はここまで来たらしっきー選手としー©選手にお願いして他野手は攻撃力極ブリでも良いと思う。チャンスや走塁が高い選手は揃っているので後少し能力が上がれば結果がついてくるはずだ。

8位:王立ヘルエスタ高校(戦力偏差値42)

2年目11月時点のステータス

ヘルエスタにとっては厳しい秋となってしまった。戦力を思えば県大会2回勝利しただけでも十分だが、春甲子園も難しくなった為チームの成長にはある程度の割り切りが必要になってきている。他校と比較すると凹みがちなパワーの育成が進んでいるので弾道さえ伸ばせばどこからでもHRが狙える打線にはなりそうだ。長打を狙うチームにするならば走力を二遊と中の選手以外は捨てても良いかもしれない。

9位:VR関西圏立高校(戦力偏差値36)

2年目11月時点のステータス

勝ちを重ねたかった秋だったが相手校にも恵まれず上手く勝ち進めることが出来なかった。やはり大阪で勝ち続けることは厳しいのだろうか。救いなのは強力な能力を所持しているバッテリーがいることである。これだけで十分に戦える上に威圧感持ちのENNA選手も控えているのは非常に心強い。出来る限りこの2人に投げ切って欲しいのでキャッチャーAとは言えスタミナには少し力を入れておきたいところだ。

10位:虚空学院(戦力偏差値35)

2年目11月時点のステータス

夏甲子園出場から上向き調子だったが秋は出鼻を挫かれて思ったより戦力を伸ばすことはできなかった。ただ、夏頃と比べれば1位との差はしっかり詰められているのでこのまましっかりと育成していきたい。天宮選手は良いので早めに二遊間を固めて大量失点を防ぐ陣形を作っておきたい。攻撃面だと走力Cが多いチームなので走力はこの調子で伸ばして効率よく点を取れるチームに仕上げれば勝ち続けられるチームになれるだろう。

控え投手の比較

2年目11月時点の控え投手陣

先発投手がいくら強くても控え投手が打ち込めれたらチームは負けてしまうのだ。せっかくなので各チームの控え投手がどれ程育っているのかを確認したい。

ステータスとしては、球速は女王様選手、コントロールは緑仙選手、スタミナはハユン選手と緑仙選手、総変化球量が鷹宮選手が1位となった。控え投手においてはあまりに強すぎる能力である威圧感を所持しているのはチャイカ選手とENNA選手のみである。スタミナは多くてもD程に伸ばしているがこれからどれ程伸ばすかはキャッチャーと相談になるだろう。

2022年にじさんじ甲子園で投げた投手陣のスタミナ一覧

上の表は昨年にじさんじ甲子園で投げた投手陣のスタミナである。このスタミナさえあれば投げ切れるし逆にいえばこれくらいはないと本番は厳しいと言える。控え1番手の投手だと最低でもスタミナCは全校伸ばしたようだ。今年はこのスタミナを各校どれほど手を付けるかは楽しみにしたい。

他に控え投手を見て思ったこととしては、にじさんじ高校が葛葉選手に続き夢追選手も左打者に弱いところである。本当に左打者打線相手だとにじさんじ高校は苦しい戦いを迫られそうだ。

野手の守備ステータス比較

内野/外野別の守備ステータス一覧

ポジションによって守備の育成方針も変わってくる。各校の内野/外野別で守備ステータスを確認しよう。

基本的として「内野は守備力、外野は走力」と言われている。もちろん育てる余裕があればどちらとも上げるのが最高だ。また、今年は昨年と比べても「肩」に注目されているように感じる。ほんの少しでもアウトにする確率を上げようと各校の監督が試行錯誤して守備面の育成をしている為、育成の色が見えるのはこの守備ステータスだと筆者は個人的に思っている。

内野走力はまめねこが高く、面白いことに外野陣より内野陣の方が走力が高く育成されている。他校だと外野は走力B以上目指して育成しているが、まめねこの場合は外野走力はほどほどに肩や守備に力を入れているようだ。

肩ならばにじさんじ高校は内野/外野共に肩が高めに育成されている。一時期肩の弱さで苦しめられた経験もある高校なので、肩への意識が高いかもしれない。

捕球は各校Eくらいまでは伸ばしているようだ。エラーに直結する能力ではあるため高くしたいが他ステータスを伸ばさないとそもそもボールに追いつける程の守備を手に入れられないのだ。捕球こそ他ステータスが伸びきった後に安定感を求めて伸ばす能力だと筆者は思う。各監督も同じ感覚なのだろう、Eはちょうど良いと思う。

さいごに

簡単にまとめようと思ったけど気づいたらこんなに書いてしまった。。。この後も途中経過をまとめようかと考えていたが監督によってはもう3年夏大会を迎えようとしているので、次は育成期間終了後にしっかりまとめて記事を出したい。

育成もラストスパート。今週末は10窓も覚悟の上で楽しみたい


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