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【にじ甲2023】2年目夏までの戦力を分析する

各校の進行具合から2年目開始時の戦力分析をしても、戦況が変わりすぎててちょっと参考にもならないかも知れないと思い、今回は2年目の夏頃を基準に戦力分析をすることにした。

引き続き必要経験値を基準とした戦力偏差値のグラフを元に各チームの状況を確認していく。また、野手陣のステータス比較や先発予定の投手能力比較も行いたい。

1年目についてはざっくり前回の記事でまとめているのでそちらもどうぞ



戦力偏差値

2年目夏までの戦力偏差値状況

各ステータスで必要となる経験値基準に各チームにいる選手らの能力を1つの戦力偏差値という数値に落とし込んだ。この戦力偏差値は相対評価となっている為、平均である50を基準にどのチームが順調なのかを月毎に確認できるようになっている。

ここでは2年目夏県大会後にあたる7月の戦力状況を確認していく

1位:快盗学園高校(戦力偏差値65)

2年目7月時点の野手ステータス

1年目を中堅で終えた快盗学園は優秀な新入生と共に2年目のスタートをきれた。しかし、2年目の夏大会で1回戦敗退という思わぬ落とし穴によって大きく転落してしまう。しかし、青得運に救われた形となり7月時点では戦力はトップをキープしている。

明るいニュースとして夏大会後にライブ王選手が日本代表に選ばれ大幅に成長して帰ってきたことが挙げられる。夏甲子園を経験したチームと比較するとどうしても成長しきれない夏だったが、先発投手を超強化できたのは嬉しい上振れだろう。

今後チームとしての鍵となるのはセカンドの育成だろう。守備の要でもある二遊間の守備ステータスが低いのは失点に繋がりやすい為優先的に上げていきたい。ショートのあきにゃ選手は走力A守備ほぼCと鉄壁の守備を見せてくれるだろうが、セカンドのらんねーちゃん選手は守備面にまだ不安が残る選手だ。栄冠ナイン中の自動失点を抑えるためにもらんねーちゃんの守備力向上を願いたい。出来れば送球Cが欲しい。

2位:まめねこ工科高校(戦力偏差値63)

2年目7月時点の投手ステータス

中堅でありコハック選手という強力な新入生を加えることが出来たまめねこは2年目夏の県大会も優勝という最高の結果を叩き出し、1位の快盗学園に追いつかんとしている。

また、先輩がチームを抜けた後も頼もしい野手陣が揃っている為、秋大会以降の成績も期待できるだろう。あとは先発である笹木選手を支える控え投手陣の成長とキャッチャーの獲得がにじさんじ甲子園優勝のキーとなってくるだろう。

鷹宮選手はもちろん、キャッチャーDのままだとパタ姐選手とオリバー選手も登板する可能性が高いだろう。入学して間もないにせよ伸ばしたい能力が多くあるがキャッチャーDである以上リリーフ陣もスタミナにも気を付けなければならない。ただ、打たれては元も子もないので、ギリギリまではキャッチャーに期待してスタミナ以外のステータスを伸ばしていきたい。

3位:帝国立コーヴァス高校(戦力偏差値55)

2年目7月時点の野手ステータス

天才投手+キャッチャーAという最高のバッテリーを誇るコーヴァス高校は学校評判がそこそこながらもスカウトの大成功により他校と差をつけてスタートすることが出来た。

強豪揃いの県大会も見事突破し甲子園への切符も手にしたが、相変わらず青得運はなく天才ローレン選手の成長も思ったようには行かなかった為十分な伸びを見せれなかった夏となった。しかし、3年生に魔物が2人いることもあり甲子園での活躍には大いに期待できる。ローレン龍月バッテリーで失点を防ぎ、得点は魔物とイブラヒム監督でなんとかして勝つ、甲子園での大きな成長に期待したい。

気になる点としては二遊間が育っていない点だろうか。2年目の新入生が投手に偏ったことで野手不足となっている点や優秀な二遊間の先輩がいることでコーヴァス高校はライバーの二遊間があまり育っていない。叶選手のコンバートで片方はなんとかなりそうだが、春崎選手はまだセカンドとしてやや不安がある。ただ、肩が強く送球Cなこともあり育てば良いセカンドになるため大きな期待を寄せたい。

4位:にじさんじ高校(戦力偏差値54)

2年目7月時点の投手ステータス

1年目にあまりにも強力すぎる葛葉選手を獲得できたが1年目後半からは2年目新入生も含めて低迷したまま2年目の夏を迎えていた。しかし、県大会を優勝したことや本屋の恩恵もあって戦力は上位をキープしている。

秋大会も葛葉選手がいる限りは大量失点はない為コツコツと地味な得点さえ出来れば勝ちを積み重ねることが出来るだろう。その後の夏甲子園や世界大会での葛葉選手の成長も期待しつつ、2年目秋に向けてチーム全体を強化していきたい。

今後特に強化したいのは葛葉選手を除く控え投手陣と捕手になるだろう。実は3年目新入生にてキャッチャーB以上の選手をスカウト成功しているにじさんじ高校だが、3年目の新入生はステータスが低く攻撃面では期待できない。2人いれば代打でカバーできるようになるためスカウトでは引き続き「好リード」選手を狙いたい。またキャッチャーBがいても2番手任せられる投手が正直1人もいない状況だ。葛葉選手は全ての本を読み終わったので今後の本屋に期待しつつ、出来る限り控え投手陣を試合に出していきたい。

5位:横須賀流星高校(戦力偏差値51)

2年目7月時点の投手ステータス

横須賀流星は難関な神奈川県大会でベスト4に輝き、未だに衰えぬ青得運によって少しずつ上位陣との差を詰めてきている。

不安要素だった投手問題もこの夏は積極的に不破選手を先発させたことや有力な本の獲得もあり成長している。野手は元々強力な横須賀流星なので、秋以降も不破選手が成長さえすればVOX選手率いる野手陣が点を取りリードした状態で威圧感のチャイカ選手が抑える勝利の方程式が生まれることだろう。

不破を育成していくなら性格を変えるのも手だ。熱血漢はスタミナが上がりやすいがキャッチャーBを持っていることや威圧感チャイカが控えていることからコントロールや変化球を伸ばしやすい性格に変更したい。また、栄冠ナインの試合中に使える固有戦術のことも考えれば理想は「したたか」「ごくふつう」であるため余裕があれば自分探しの本を購入したい。

6位:勇者育成高校(戦力偏差値50)

2年目7月時点の野手ステータス

丁度戦力が平均的なチームとなった勇者育成高校は先発投手として優秀な魔王様選手を持ってしても苦労した1年目だったが、2年目夏は見事に県大会を優勝してみせた。

魔王様選手はその後世界大会へも参加し大きく成長し、それに刺激されたハユン選手も覚醒したことで一気に投手陣が充実した。後は野手陣がもうひと伸びしてくれれば御の字だが、ニュイ監督は育成通して青得運に恵まれていない為、いっそ神宮へ出場して試合で青得の獲得を目指したいところだ。

不安要素だった控え投手もハユン選手覚醒で薄らいだ今、強化すべきは得点力になってくるだろう。効率よく点を取るためにも走力があり走塁Cのエクス選手、王覇山選手を塁に出した状態で返せるような選手を育てていきたい。

7位:聖アザラシ学院(戦力偏差値47)

2年目7月時点の投手ステータス

弱小で始まった2年目だったが、新入生やグランドレベルが弱小ながらにも恵まれており、県大会もいくつか勝利を掴みとっているため、何とか上位陣にくらいついている状態だ。

聖アザラシの特徴としては投手2枚看板である点だろう。シュウヤミノ選手もひま先輩選手も良い投手な為どちらを先発にするかとても悩ましく、経験値も分け合っているような状況である。しかもナギサ選手やドーラ選手も控え投手としては優秀であり投手層という面においてはコーヴァス高校に次いで良いと思われる。もし、継投を容易にできる点を活かすのであれば2年目のスカウトは「好リード」はもちろんだが代打要員を多めに確保しても良いかもしれない。

8位:王立ヘルエスタ高校(戦力偏差値42)

2年目7月時点の野手ステータス

元々不足していた戦力で見事に県大会を優勝に導いた手腕にはアッバレである。ただ、本屋や合宿であまり成果を出すことができなかったり、先輩投手を登板する機会が多いことから他校を比べると伸びは小さめとなった。県大会を優勝してもイマイチとか今年もすごい上振れ大会っぷりである。

ヘルエスタの今後の課題は投手陣だろう。野手陣は甲子園を経験したこともあり十分な戦力となってくれている。キャッチャーBがいてくれることは大きなポジティブポイントであるが秋大会以降は何としてでも投手陣を成長させていきたい。

アンジュ選手はノビEなこともあり重い球を所持しているとは言え出来る限り変化球で勝負したい投手だ。本屋からノビの本を貰えれば御の字だが、基本は優先的に総変化球量を上げる育成で自動失点を減らしていきたい。最悪の場合だが本屋から貰えれば変化球中心の本を読ませてもいいと思っている。救いとしてはアンジュ選手は賢い為本を沢山読めるところだ。なんとか本屋を活かして強化させたい。

9位:VR関西圏立高校(戦力偏差値40)

2年目7月時点の野手ステータス

夜見覚醒により夏大会前に大きな成長を遂げたV西だったが強豪ひしめく大阪府大会では惜しくも優勝を逃すこととなった。しかし、青得運には恵まれている為どんどん選手達は甲子園を経験せずとも素晴らしい成長を遂げた。

優秀な投手と捕手が揃うV西に必要なのは点を取れる野手陣だ。試合数が少なく青特が投手や捕手に集中している分あまり育っていない。残された試合数の中で育成するなら多少尖ったステータスになることもやむを得ないと思いのでパワーを捨ててミート振りすることが良さそうに思えるがどうだろうか。

10位:虚空学院(戦力偏差値33)

2年目7月時点の野手ステータス

この戦力で東京都大会に優勝したのは本当に凄い。びっくり仰天大騒ぎである。しかし1年目2年目新入生と恵まれず合宿にも恵まれていない為都大会優勝であってもこの戦力止まりとなった。

ポジティブポイントとして先発の天宮選手はとても強い投手な為甲子園で野手陣がある程度成長してくれれば秋も勝ち続けるチームになれる点である。しかし、コンバートによって投手陣が薄くなっている為何としてでもキャッチャーB以上の捕手が欲しいところである。合宿、特訓、スカウトはキャッチャーに全力を注ぎたい。

野手ステータス比較

2年目7月時点の野手ステータス平均値(ライバーのみ)

上の表では7月時点の野手ステータスの平均を比較している。ここで分かることはまめねこを除けば各チームでステータスに大きな差はないということだ。

まめねこはコハック選手の獲得やレオス監督の守備的育成方針もあって守備的ステータスで他校に大きく勝っている。攻撃面ではミートはコーヴァス、パワーはヘルエスタ、走力は横須賀流星が最も平均が高い結果となった。

面白いなと思ったのはヘルエスタは各ステータスの凹凸が少ない点である。今年もリゼ監督は王道な野球を目指しているようだ。

先発投手比較

各校の先発予定+2022年の決勝進出校のの投手ステータス比較(2年目7月時点)

何かと目立つ葛葉選手だが、二刀流ということもあり投手ステータスのみで比較すれば他校のエース級も負けてはいない。全体的な傾向でみれば昨年の2人と比べると今年は球速が高いようだ。球速が高いと試合中青特が得られる可能性が増える為なのか、全ての投手は140kmを超えている。

球速の最高は葛葉選手と魔王様選手、コントロールはライブ王選手、スタミナは葛葉選手、総変化球量はローレン選手と前評判通りの結果となった。

他面白そうな点で言えば対左がE以下なのが葛葉選手くらいで、他投手は左打者を苦にしていないのだ。左打者を並べるのはにじさんじ高校では有効かもしれないが、他校でやると痛い目に合いそうなので要注意だ。

さいごに

本当はもっと詳細な戦力のグラフを作って分析をしたいのだがあまりに移り行く各校の状況に結局細かい部分は最後にまとめてやった方が良いって考えに至ってしまう。

しかし、それほどに今年は各校の上振れや下振れが激しいのだ!全く予想がつかない!面白過ぎる!

最近リリースされたポケモンスリープもやってみたいがにじさんじ甲子園のおかげで眠れていないためまだ手を出していない。

終わったらインストールしてぐっすり寝よう。。。

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