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選手データで楽しむ!にじさんじ甲子園!本戦感想編

身体は疲労感に塗れ、心は満足感に溢れていた

本戦はいつにも増して熱量がすごく、観ているだけで疲労してしまうほどだ。しかし、終わってみれば心は満足感に溢れており、最高な余韻の海に溺れていた

特に決勝戦の内容は素晴らしいものだった。もしかすると決勝戦に満足して試合終了後にYoutubeを閉じてしまった視聴者もいるのではないだろうか。決勝戦終了後には各監督並びに運営陣の感想を聴ける、これが非常にエモ過ぎた

にじさんじ甲子園の企画全体、もっと言えば育成期間から各監督の配信を見ている人であればこの感想を聞かない手はない!是非聴いて欲しい。
(感想は4:35:57~)

この記事では選手データから客観的に分析してまとめるようにしているが、今回ばかりは主観的な感想を述べることが多くなりそうだ

球速 x 奪三振 x キャッチャーA = 最強!?

本戦4試合の成績

今大会で注目する投手と言えば最優秀防御率の月ノ選手である。決め球フォークで三振の山を築いていく姿は圧巻だった。

打者を圧倒する月ノ選手の姿は2年前のにじさんじ甲子園2020を彷彿とさせるものがあり、結果優勝投手となった月ノ選手からは王立ヘルエスタ高校の2年越しの思いだけでなくV西の思いも叶えたように筆者は感じた

そして活躍した投手として忘れられないのがYASHIRO選手だ。防御率を確認しても★500超の月ノ選手と黛選手と並び3位にこぎ着けたのが★400程のYASHIRO選手だったのには驚いた。

YASHIRO選手は何といってもVOX対決だろう。白熱した試合内容とは裏腹にエンタメに振り切った3位決定戦は台本が準備されていたかのような出来すぎな試合展開だった。VOX社はにじさんじENから人気が高いようだったが、いったいなぜなのだろうか。いや、筆者もVOX社好きではあるが。

話をデータに戻そう。視聴者から勝利を期待されていなかったパンパカパンダ高校の躍進はYASHIRO選手の活躍があってこそだろう。ひまわり選手の【キャッチャーA】も要因の一つではあるが、YASHIRO選手が持つ【奪三振】が本戦で猛威を振っていたと筆者は考える

再掲:先発投手のステータス

YASHIRO選手は他先発投手陣のステータスと比較しても平均ほぼ下回っているため、本戦の活躍はステータスではなく青特が強く関わっていそうだ。そして、成績の奪三振数が多くて防御率が良いことを考えると【奪三振】が成績に大きく影響しているように思える。

【奪三振】は最優秀防御率の月ノ選手も所持しているが、同じく【奪三振】を持っているジユ選手は2選手よりも本戦で思うような成績を残せなかった。【奪三振】だけでは足りていないのだろうか。【キャッチャーA】の影響も考えたが、ジユ選手とYASHIRO選手だと【キャッチャー】の差はあってないようなものである。

もちろん下振れただけかもしれないが、あえて原因をあげるならば【球速】ではないだろうかと筆者は考えた。

【球速】が低いと打たれやすい根拠の一つに超スローボールがある。剣持選手が虚空ボールとして投げる変化球だが、よく打たれていた変化球だ。

本戦ではCPUが投げたボールの軌道にバットのカーソルを合わせるような動きを見せている。【球速】が遅いとカーソルを合わせるのが容易となり打ちやすくさせているのかもしれない。

超スローボールに対して悠々とカーソルを合わせる黒井選手

ジユ選手が打たれる理由が【球速】以外に思いつかなったというのが正直な話だが、球速が速い黛選手やでびる選手(防御率4.91)は防御率が良いことを見ても本戦の成績に関しては【球速】を重視することを検討しても良いと感じている。

ミートCパワーCがちょうどいいのか!?

打者ステータスに対して「ちょうどいい」コメントが監督陣から良く出てきた印象がある。これはミートパワーが高い選手が想像よりも活躍せず、逆にミートパワーがそこそこな選手の活躍があったために生まれたオカルト的な発想だ。

実際、本戦の「打力ふつう」設定と球場の広さや外野守備範囲の広さからキレイな打球は外野守備に阻まれアウト、外野守備の手前にポテンと落ちる打球がヒットになる様子が目立ったため「ミートパワーの上げすぎは逆効果」というオカルトが生まれた。

4試合で6安打以上打った野手成績

では実際はどうなのだろうか。上の表は、安打数が6以上打った野手の成績とミートパワーを並べた表になっている。結果としてミートBパワーBが成績上位陣の平均だった。スタメン平均のミートCパワーCと比べると高めになっている。

ただ、安打数TOP10に絞って平均を出してもミートBパワーBと変わらなかった為、もしかすると「ミートBパワーBがちょうどいい」のかもしれない。

たった4試合程度の成績なので上振れ下振れの範疇に過ぎないが、面白い視点だと感じたのでまとめてみた。来年の参考にしてほしい。

投手は【奪三振】が強力だったが野手は【アベレージヒッター】は強かった。実際に叶選手(安打数5)を除いて、【アベレージヒッター】を持つ選手は上の表に載っている

投手は【奪三振】、野手は【アベレージヒッター】。戦力分析をする際に青特は考慮していなかったが、この成績を見る限り【奪三振】【アベレージヒッター】は考慮する必要がありそうだ

優勝校:王立ヘルエスタ高校について

リゼ・ヘルエスタ監督優勝おめでとう。決勝はコウ選手の劇場も相まってすさまじい試合となり、終わった後も興奮さめなかった。

戦力分析でも「野球は投手力」と何度か述べたが、それを体現したのは王立ヘルエスタ高校だった。月ノ選手はもちろんのこと、2番手のコウ選手も含めて盤石だったと言えよう。

個人的には決勝で爆発した戌亥選手には何等かの因果を感じてしまう。名前だけとは言っても、育成や試合を通じて魂が宿っているように感じてならないのがにじさんじ甲子園の好きなところだ。

戌亥選手はもちろんのこと、【チャンスG】を超えてヒットを放つフレン選手、攻走守で活躍する黒井キャプテンやパタ姐の「村に帰りたくない打法」など、ライバーの魂を感じてしまうシーンはとても良い。

リゼ監督も最後に「王道」のチーム育成の難しさを語っていたが、今や盤石と言われる赤特だらけの投手陣育成や野手コンバート祭りには頭を悩まされたことだろう

チームを「王道」として形作り、見事にじさんじ甲子園優勝に導いたリゼ監督には涙を流すだけの理由があり、そこに「なんで泣いてるんですか」なんて口が裂けても言えない。

本当におめでとう!

にじさんじ甲子園2023に向けた新ルール案

第三回となったにじさんじ甲子園も、マンネリ化や下振れ防止としてルールがいくつか改変されている。リセマラ三回と地域ドラフトがその例だ。

来年はどんなルールが組み込まれるのだろうか。
筆者個人的に考えた追加ルールをここで紹介したい。
それは【新入生の履歴書】を1つ購入することだ。
なお、現在はパワプロショップから購入できないため、完全な妄想だ。DLCでの追加を待っている。

新入生の履歴書

本戦の戦力はほとんど2-3年生で構成されている。1年目の新入生はリセマラのルールで下振れを抑えているが、2年目の新入生へのテコ入れはない。しかし、1年目と同じくらい2年目の新入生は重要であり、1年目のスカウトは大切なイベントであると筆者は考える。

実際に1年目評判そこそこながらもスカウトに成功した神速高校はそのまま急加速で功績を上げていった。一方評判弱小でスカウトが1回も成功しなかったまめねこ高校は非常に苦しい2年目スタートとなってしまった。

新入生の履歴書 パワプロメニュー画面から購入できるようにしてくれないか

【新入生の履歴書】はスカウトを1回追加で行えるアイテムだ。このアイテムで2年目新入生の下振れを僅かながらに減らせるのではと考えている。

もちろん【新入生の履歴書】によって中堅校がさらに上振れする恐れもあるが、弱小校が下振れをし続けることに比べればなんてことはない。戦力さえ揃えば本戦で戦えることと戦力が揃いすぎても大差はないことは今年の本戦が証明してくれたと考える。

それを踏まえて【新入生の履歴書】は弱小校の2年目を救う救済アイテムとして輝くと筆者は期待している。

さいごに

今年もにじさんじ甲子園は最高だった!
個人的にはプロ実況の田中一郎さんに参加頂いたことが嬉しかった。田中さんの実況によってゲーム内のパワプロ観戦にリアル野球観戦のような臨場感を与えてくれた。

嬉しい誤算だったのは田中さん自身が細かなにじさんじライバーのネタを拾ってくれたことだ。この小ネタがあるだけで野球が詳しくない人でもにじさんじ甲子園を楽しめるので非常に助かる。

ありがとう。田中さん

1ヶ月間にわたって行われてきたにじさんじ甲子園
もうエキシビションマッチしか残ってない!
にじさんじ甲子園ロスが激しすぎる!
しかし、筆者は楽しみにしているのだ。各監督の感想配信を!

そして来年を!!

ここまで読んで頂き感謝カンゲキ雨嵐だ。
機会があればにじさんじの記事や全く関係ない記事を書いて行きたい。

では!皆さんも最高のにじさんじライフを!!

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