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自己紹介



自己紹介ページに足を運んで下さりありがとうございます。

こんにちは(^^)/ レモンティと申します🍋

HSPの悩み相談、カウンセラーとして活動させて頂いてます。
私はこれまで、HSP(敏感気質)と共に歩んできました。

HSPの大まかな4つの特徴として次のようなことがあります。

①物事を深く処理する
②過剰に刺激を受けやすい
③感受性が高い
④些細な刺激を察知する

私自身もHSPを持ち、特に以下の二つの症状に苦しめられています。

①物事の深い処理 
●様々な物事と関連づけて情報を深くよりしてしまう
●他の人の何倍もの時間をかけてしまう
●何度も一から見直してしまう
●基準を高く持ち完璧を求めすぎる
●職場での部署移動や環境の変化、人間関係の変化があるとついていけるか不安でたまらなくなる

②感受性が高い
●群れることが嫌いで一人での時間を好む
●変化や新しい環境にストレスを感じやすい
●声のトーンや動きから相手の感情を読み取って人の顔色を伺う
●第三者の会話が自分に向けてのものだと思い込む
●社交的な場面で疲れやすい
●他者からのきつい感情や言動が自分に向いたとき過度に反応してしまう。(体が震えだしたり、涙が流れます)

特にこの二つの症状は私にとって、生活に支障をきたしてしまうほどの脅威となっています。

あなたがもし、HSPという言葉を知らなかったとしても、日常生活の中で私のような生きづらさを感じているなら、HSP(敏感気質)である可能性が高いと言えます。

別に誰にでも同じような事はあるんだから気にしてもしょうがないよ!
と言われればその通りなのですが、あなた自身が、その気質によって生きづらさを感じて、苦しめられているのなら、絶対に無視してはいけません。

そこで、私自身もHSPであるということで、これまでの私の生い立ちとHSPだと分かった経緯や、これまでの日常生活についてお話させて頂きたいと思います。

さらに私は、HSPとは別に30年間悩まされ続けてきたコンプレックスがあります。
今では、そのコンプレックスがHSPとも深く結びついていたんだと理解できます。

この記事を読んで下さっている方にも、幼いころの苦い経験や体験、トラウマ、コンプレックス、人間関係だったり、それぞれ悩みはありますよね?

自分の記憶と重ね合わせながら読んで頂くことで、少しでも自分を知るキッカケになってもらえたら嬉しいですね。

生い立ち

まずは、今日に至るまでの簡単な生い立ちをお話させて頂きます。
これまで私は、人生をさらけ出すことに恥ずかしさがあり、誰にも打ち明けることが出来ませんでしたが、今回noteの場をお借りして、包み隠さずお伝えしたいと思います。

私は5歳くらいの時、友達や幼稚園の先生と話している時に言葉が発せなくなり、吃音(どもり)であると親から聞かされました。

当時は最初の第一声を連続して繰り返してしまう連発という症状が出てました。
お、お、お、お、おはようございます!みたいな感じですね。

今でも完全に完治したかと言われると、そんなことはなく、症状を変えながらも共存しているといった感じですかね・・

以前まで吃音以外の他のすべての事が考えられなくなるほど悩んでいたことを思うと、今は、全く気にならなくなりましたけどね(^^♪

小中学生時代

小、中学生の頃は私の話し方を同級生からマネされたり、ばかにされる毎日でした。それもあって、人前で発言したり、話をすることを避けてきました。
日に日に話すことに対して、拒否反応を示すようになってきました。例え友達との会話ですら避けるようになってきました。

国語の本読みの時間は地獄そのものでしたね。うまく話せるように自分の順番を予測したり、自分が読むであろう場所を家でひそかに練習しておくんです。

でも、いざ本番を迎えて、練習の成果を発揮できるかというと、全然話せないんですよね。

読む前から、不安が頭の中をよぎって他の事が一切頭の中に入らなくなってパニックになっていたんだと思います。

絶望感と羞恥心しか残りませんでした。

高校時代

高校に進学してからは、いわゆる強豪校と言われる部活に入ったのですが、かなり厳しく、勉強よりも部活を優先することを認めている学校でした。

言葉というコンプレックスさえも部活が忘れさせてくれるくらい厳しいものだったんです。

暴言、暴力、過度な指導、今でしたら完全にアウトです。

今になって思うことは、忘れさせてくれる何かに熱中することが気にしなくなる一つの方法だったんだと感じています。

大学時代

大学時代は人前で話す機会も少なかったこともあって苦痛と感じることは少なかったように思えます。 
ただ家と学校の往復、そしてアルバイトと、平凡な大学生活を送る日々でした。 むしろ恐れることが無い何の変化もない現状のままの生活を、心のどこかでは幸せだ感じてたんだと思います。

社会人~現在

私が23歳の時、某食品スーパーに就職が決まりました。
結果から言うと1年半で退職を決意することになったんです。

表向きはそれっぽい理由を作りましたが、本当の理由は言葉の壁です。

●レジでは金額を言えない
●店内放送では何を言ってるのか分からない
●朝礼の部門点呼では人数を言えない
●お客さんからも何度も聞かれる始末。

私は、こういう接客業はできないんだと心の底から感じました。

息が詰まるほどの苦しい思いから、過呼吸になったこともありましたが、何度も練習して、絶対に見返したやるぞといったポジティブな気持ちを持つこともあったんです。

でも、立ち向かっては打ち砕かれてしまう現実にどうすることも出来なかったんです。

食品業界に見切りをつけてからは、自動車部品や医療品の製品を扱う製造業へと転職することになりました。

製造業へ転職した理由は、コミュニケーションを取る必要があまりないと思ったからです。

しかし、結果は6年程勤めて辞めることになったのです。

機械の熱気がものすごく、空調設備もしっかり管理されておらず、夏場は40度を越える過酷な環境で働いていたからではありません。

それはそれで問題か…

またしても言葉の壁が立ちはだかりました。

入社して5年目くらいの時に、朝礼で社訓を読むことが日課として取り入れられました。
調子がいい日はスムーズに話せることもあったり、何度かは自分の中でばれなように上手く乗り切れたのですが、ある日、私の順番が回ってきた時、しゃべりだ出しはよかったのですが、途中で言葉が一切出てこなくなりました。

無理に言葉を発そうとするあまり、体中に力が入ってしまい、表情もおかしなことになっていて、同じ部署の全員から笑われたんです。

当時は情けない思いから、自分を責めることがひどく、自傷行為(胸や喉をたたく)や、生きている価値の無い人間だと思っていました。

大人になってから大勢の人に笑われる経験って想像以上に苦しいですよ。

ちょうどそれくらいの時期から、家族に厳しく当たったり、口調も変わるようになったんです。

もちろん自分で気づいたわけではなく、妻から言われて初めて気づきました。

息子にも知らずの間に厳しく当たっていたようで、部屋の隅で一人で泣いていることもありました。

その時に、自分のせいで家族まで迷惑をかけてしまっていることに初めて気づかされました。
そして、私は逃げるようにして退職することになります。

現在はというと前職と同じ製造業で働いています。
どこに就職しても、気の合わない人、変な人、関わりたくない人がいるように、言葉(コミュニケーション)だって、職を変えたら切れさっぱりリセットされるのか?といわれたらもちろんそんなことはありません。一生共存していくものです。

人生を変えた出来事


これまで私は、自分がちゃんとコミュニケーションがとれないからいけないんだ、まともに会話のできない価値の無いダメ人間だ。とずっと思っていました。
また同じように恥ずかしい思いをしたら、会社なんて辞めればいい!それの繰り返しで生きていったて問題ないって真剣に考えていました。

しかし、ここで人生を変える大きな変化が訪れることになります。

現在の職場に入社する前に無職な期間があったのですが

●同じ失敗を繰り返したくなくて
●少しでも生きづらさを解消したくて
●自分は何かの病気だと診断されたくて
(吃音だと分かっていましたけど・・・) 病院に行くことを決めました。

これまでは自分を認めたくない気持ちが優先していたのに、自分を受け入れる準備ができたんです。

1人になれる時間が多く取れたことで、ちゃんと自分と向き合えたんだと思います。
転職が人生を変える転機となったのです。

結果、私は社交不安障害であると診断されました。

え・・? HSP(感覚過敏)じゃないの?って思いましたが、HSPってあくまでも病気と診断されるものではなく、感受性の特性なんですね。

私は吃音であり、HSPであり、不安障害でもあったんです。

診断によって、自分の問題の根本が吃音ではなく社交不安障害にあることが分かりました。

そして、私の中で吃音への意識が薄れていったんです。

自分の特性や問題に対する自己受容が進み、吃音も含めて自分を受け入れられるようになったんです。

その為、治し方がまだ確立されてない吃音よりも、治療方法があり、回復に向かうことのできる社交不安障害に目を向けることで吃音自体が気にならなくなったんだと思います。

ようやく自分を理解できた瞬間でもありましたね。

約30年間背負っていた肩の荷をようやく下すことが出来たんです。

今では、完治したというか、すっかり気にもならなくなったんで、以前のように悩み続けることがなくなったのですが、それで生きやすくなったとか、心が楽になったと感じることは無いんですね。

正直拍子抜けという気持ちが強いんです・・・

私は幼いころより発症した吃音でしたが、人の数だけ悩みはあります。他の誰も気にしてないようなことでも、自分からしたら死ぬほどに気になるし、苦しいこともあるでしょう。

現在は私と同じような苦しみを抱えている方に向けて、Xを通してHSPに関する情報発信をしています。

今後は悩み相談の場やカウンセラーとしても多くの方に届くように活動の場を広げていきますのでよろしくお願いします。

最後まで読んで下さりありがとうございました。





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