見出し画像

「組織を芯からアジャイルにするWeek 〜明日から組織、チームをアジャイルにする第一歩を踏み出そう〜DAY5」に参加しました

表記イベントに参加してきたので感想を記載します。

アジャイルを小さいままで組織に広める(二周目)

 ナビタイムジャパンの小田中さんからの講演でした。「NTJ Team Guides」の運用について、昨年のアジャイルジャパンでの発表の時からのアップデート状況について説明いただきました。アジャイルジャパンの講演は自社にアジャイルを広げる上でも非常に参考になる内容でしたが、今回もその続きという事で大変貴重な情報でした。

 ・内発的動機が重要。
 ・トップダウンだと内発的動機を育みづらい。ボトムアップで推進フォースを高める。トップダウンは抑制フォースに対して何とかするのが重要。

<推進>
:現場の声、導入支援のワークグループ、社内の導入事例、元々の組織文化
<抑制>
:アジャイルのアンチパターン、惰性アジャイル、うちのチームには向いていない等

・会社の慣習とアジャイルの文脈がヒットするようにガイドを作る。
・アジャイルの演習(プロダクトバックログ作成スプリント)
・ガイドラインの適合率を18の質問を作ってチームに質問
・実践を支援するワークグループ(スキルではなくやる気があるグループ)
・全体的にアジャイルは浸透してきた。ただし、Whyを考えてる人と考えていない人がいる。
⇒ガイドを理解していない。テストをやって再学習を狙う
・ベテランの巻き込みに苦労
⇒アジャイルを推進したいという人がいたらその人を支援して、ベテランも巻き込む。
・行動し続けることが重要!(行動し続けたら変化は来る)やり続けると、周りも徐々に増えていって加速度があがっていく

組織を芯からM3.0にする(つもりだよ)

寳田さんからマネジメント3.0に関する講演でした。変革を起こすにはミドルアップダウンが有効で、今が正念場とおっしゃっているのが同じミドルマネージャーからすると印象的でした。寳田さんの『レベルマネジメント』については非常に感銘を受けてスピーカー紹介もさせていただきましたが、予想通り(予想を超えた)ロックな内容でした!!



<M3.0の外観>
 - 複雑系科学
 - プリンシパルの上にプラクティスとガイドラインがのっている
・M3.0のプリンシパル
 - 人々とその相互作用に関わる
 - システムをカイゼンできるようにする
 - すべての顧客を喜ばせられるようにする
・階層型は、パフォーマンスの限界はマネージャー、リーダー1人の能力に依存し、単一障害点があるので壊れやすい
・ネットワーク型は、パフォーマンス限界はチーム全体の能力に依存する。スケールフリー化していれば壊れにくい
・創発と自己組織化
  - 結びつきや相互作用に着目して、複雑系が本来持つ能力を最大化する

コードネーム:フラクタルリベレーション
1.要素を生き生きと暴れさせる
2.あらゆるレイヤーに刺激を与える

心得
・己が踊る覚悟を持つ
・愉快犯的楽観主義
・偶発性を楽しむ

To TEAM
・デリゲーションボードとコンピテンシーマトリクス
To Section
・UNFIX,1-2-4ALL,アイデンティティシンボル
To Department
・マネージャーのスクラムチーム、
To Division
・ミクロストラクチャからの変革、リーンコーヒー,ハピネスドア
To Manager
・マネジメント3.0研修
To Exective,Unofficial
・コミュニティ運営をエクゼクティブに定期的に報告
※Execetiveに接点を持つのは重要

懇親会

・その後の懇親会も大企業に留まる理由、離れる理由やトップ、ミドル、ボトムの問題や希望についての話をしました。
 「コミュニティを作って学習する組織を作っていく力は今後非常に重要!」という明日の私の講演テーマとだいぶ被る話になりました。かなりかぶっていたので焦りました・・・。

感想

・組織変革に関するお二人のお話でした。2人とも楽しみながら変えていくという姿が印象的でした。お二人の今までの発表に私はかなり影響を受けてますので、一緒に聞けて良かったです。
 楽しみながら一緒に組織を良くして行けたら嬉しいです。ありがとうございました。
 明日は私の登壇です。頑張ります!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?