見出し画像

社内でスクラムガイドの読み合わせしました!!(プロダクトバックログ/スプリントバックログ)

社内でのスクラムガイドの読み合わせです。ちなみに前回分はこちらです。

プロダクトバックログ

・「「創発的かつ順番に並べられた」ってどういう事だろう?」と議論しました。創発的(Emergent)という意味合いは、固定的でなくクリエイティブに価値を求めて変更するようなバックログが良いという事だと落ち着きました。バックログを全てを完成させることは無理なので、スプリントレビューや日々の活動を通じて、バックログを洗い替えているのが良い状態だよねと話しました。下記はEmergentの意味を調べている時にヒットした内容です。

Emergent Behavior -創発的行動 -

近年,ロボットはより複雑,多様で動的な環境において動作することが求められるようになってきており,複雑な環境の変化や多様な作業要求に適応できるシステムの柔軟性,拡張性,耐故障性などが要求されてきている.従来のロボット工学においては,環境やロボットに関する明示的なモデルに基づき,あらかじめ設計者がロボットの最適な動作計画法を設計してシステムに組み込むという方法が採られてきたが,上のような状況に対してはこのようなアプローチをとることがきわめて難しい.なぜなら,ロボットが置かれるであろう状況とそれに対する適切な行動をあらかじめ規定することが困難であり,ロボットの適切な入出力関係を事前に規定することが不可能となるからである.このような状況に対応するには,複雑・動的な環境との相互作用を通じて自らの内部構造を変化させ,あるいは新たな構造を創出し,さらには生物のように自己組織化や進化を行う機能を埋め込まれたシステム,即ち創発システムとしてロボットの内部構造を設計する必要がある.

また、スクラムガイドについては「どのように正しくつくるか?」は言及していても基本的に「どうやって正しいものを規定するか」の言及はない。その中で、急に「創発的にやれ!」みたいな事を言われても突き放された感が合って嫌だと盛り上がりました。(2017年版はわりとわかりやすいですが、2020年版はなんちゃってスクラムにならないように、精神的な記載を超端的に記載する流れになっていて節々にそういった突き放し感を感じます)


スプリントバックログ

 「より多くの事を学ぶにつれて、スプリントの期間を通して更新される」って言い記載と盛り上がりました。計画は大事だけど計画駆動ではないということですね
 スプリントバックログは、『スプリントゴール(なぜ)、プロダクトバックログアイテム(何を)、計画(どのように)』でできているという記載に対して、この記載だと中々フォーマット難しい?と話に上がりました。
 市販のタスク管理ツールだとゴールの記載等難しい所があると盛り上がりました。あるチームはゴール用にタスクを切ってゴールを書いたりしているそうです。
 うちのチームではスプリント毎にゴールとタスクが分かるようなボードをカスタマイズして作ってくれているので「いいね」と盛り上がりました。

感想

 議論が楽しく、本当に毎回学びが有ります。参加者は少ないですがとても盛り上がりました。ただ参加者どう増やすかも考えないと・・・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?