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社内でスクラムガイドの読み合わせしました!!(レトロスペクティブ,プロダクトバックログ)

社内でスクラムガイドの読み合わせ会やりました。今日はレトロスペクティブとプロダクトバックログでした。人数はどんどん減って今日は3人でした・・・。
ちなみに前回分はこちらです

レトロスペクティブ


「スクラムチームを迷わせた仮説があれば特定し、その真因を探求する」という記載が分かりづらいという話をしました。
これに対しては、レトロでの課題特定は実験的な位置づけが強い。原因の深掘りはするもののあくまでも『仮説』であり、確定的に取り組むのではなく、あくまで実験的に取り組むのが良いのでは?という議論をしました。

また、「最も役立つ変更を特定する」という記載もあるため、スクラムガイドではTryは1個が推奨とされているという意見が出ました。

スクラムガイド2017の記載の「改善はいつでも実施可能だが、スプリントレトロスペクティブは検査と適応に集中するための公式な機会である。」っていう記載が良かった。なぜ無くなったのかと、議論したのですが、スクラムガイド2020では、よりレトロに対して、『検査』の重要性にクローズアップしたのでは?という意見が出ました。その後、レトロで「検査」をどのようにやるか?自分たちの動きを検査するためには比べる鏡(自分たちの過去や未来、正しいやり方、ほかのチームのやり方)がないと検査難しいので、しっかり検査をすることが重要だという形で締めくくりました。

スクラムの作成物

 スクラムの作成物で 「重要な情報の透明性を最大化できる」という記載があるのですが、この記載が言っている事は何か?と議論しました。我々の議論の結果としては3つの作成物(プロダクトバックログ、スプリントバックログ、インクリメント)の分割が透明性を高めている事が言いたいのではないか?と落ち着きました。
プロダクトバックログが「価値は何か?」、スプリントバックログが「どう価値を実現するか」、インクリメントで「実際に価値がどう実装されたか」を検査適応できる形が情報の構成として適切だという話をしました。

 「スクラムチームとステークホルダーの経験主義とスクラムの価値基準が強化される」という意味について議論しました。スクラムの5つの価値基準を強化するプロダクトゴール、スプリントゴールってどんなんだろと議論しました。
その中で我々が合宿に至ったプロセスがメタファーとしてわかりやすいと議論しました。去年、組織を推進しているメンバーで組織としてのバックログを管理して履行していたのですが、その中で「我々のWhyは何か?」みたいな所の課題にあたり、合宿をして議論をしました。

上記のようにスプリントゴールを履行する中で、そもそもプロダクトのWhyって何なのか?もっと議論すべき!!といった形で運営できれば「確約・集中・公開・勇気・尊敬」を強化できている運営だよね。。と盛り上がりました。

感想

 スクラムガイド議論するために気付きがある。2020が分かりやすく良いガイドと言えるかは微妙ですが、議論する上の資料としてはとても良いと思います。


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