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「業界最大級(たぶん)の検証設備の運営とエンジニア育成」に参加してきました

このイベントに参加してきたので、感想を書いていきます。

NTTコミュニケーションズのラボ組織での研究事例を聞いてきました。

発表

・マルチAS,マルチベンダでのAS接続をしながら複雑なアーキテクチャを使って、検証をしているという話は興味深かったです。

・ラボ組織ですがセキュリティについてもしっかり設計されていて(設計だけでなく運用/監視も・・・)驚きました。実際に攻撃シナリオで検証もしていて、さすがNTTコミュニケーションズさんと思いました。

・育成に関しても、義務の参加から希望者参加として、テーマごとにチームを立ち上げて解散するような形で、40人が兼務20%で働きながら進めているということです。(昔は義務でネットワークチーム、サーバーチーム、クラウドチームという3つの大きなチームで固定でやっていた)
・色々な製品が混ざっている環境でスキルが上がりやすい。また実際のアクティブユーザー(社内メンバー)もいる環境なので適度なプレッシャーもあり、それも良いとお話しされてました。
・また、学んだことに対して外部発表や出版もされているようです。発表の良い点で、「言語化して理解が進む」「FBが得られる」「仲間が作れる」とおっしゃっていました。


QAコーナー

・過保護にならないような適度にサポートという所で気にしている所は?
若手は指示を待ってしまうケースが多いが、コーチングとティーチングの割合を意識している。コントロールされた状態での失敗から学ぶことを楽しんでいる。

・20%兼務での成果や業績評価の取り扱いについて?
⇒CoEスキーム(技術者を育成する)として、このラボのシステムがある。年2回、本務の上長に対して、フィードバックを送っている。その上長がその内容も踏まえて本務で評価している。

・ノウハウ共有をどうやっているか?
⇒Slaqで共有することでチーム全体で同期を取るような勉強会をやっている

・ラボから出た技術、人材のプロダクトの反映はどうやっているか?
⇒技術は色々な事業部に紹介。また事業部が困っているネタをラボで検証することもある。事業部側からの人材受け入れをかなり間口広くやっている。


感想

・20%兼務で上手くいくかな?と思ったのですが、話からはかなり前向きにチーム活動ができていると感じました。
・うちの会社でも熱意のある希望者が手軽にラボに参加できる仕組みがあると良いなと思いました。
・兼務側から本務側上長へのフィードバック等私ももう少し意識しないといけない事項があると感じました。

技術領域は分からない内容がほとんどでしたが、参加して良かったです。ありがとうございました。


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