読書メモ「心理的安全性のつくりかた」
表記本を読んだので感想を記載します。
チームで高いパフォーマンスを出すために「心理的安全性」を高める必要性やその方法について解説した本です。参考文献もまとまっていて読みやすかったです。
エドモンドソン教授が整理した4つの対人関係のリスクについてですが、これらのリスクをなくしてよりクリエイティブな組織になるのが心理的安全性のポイントだと思っています。心理的安全性と聞くと、話をしやすいというイメージはもちますが、上記リスクをチームメンバーとして良くないリスクとして考えるということまで結びつかいなケースが多いと思っていて、これらをしっかり意識、共有することが重要と思っています。
本書でもリフレクションの大事さを話していますが、これは重要だなと感じています。今年は自身のリフレクションの力を高めていきたいです。
ルール通りの行動だけでなく「行動そのもの」からの「みかえり」を実感している行動を確かにそうやな行動として定義していて、意味を感じている状態として行動自体を模索できると言っています。この感覚があると行動自体を適切に修正できるので大事だと思っていますが、リーダーがその重要性を感じているケースはまだそこまで多くないなと思っています。名づけが良い!
感想
嫌子と好子によるマネジメント及び「きっかけ―行動ーみかえり」による実際にチームに働きかけるヒントについて多く書かれていました。個人的にはその内容の前のリフレクションがとても大事だと思っていて、個人のリフレクションと対話によるリフレクション、またここで書いてあったチームでのきっかけー行動ーみかえりの分析を組み合わせるととても良いなと思っています。
また、そもそも「無知」「無能」「邪魔」「否定的」とい思われることに対してむしろ歓迎していくようなベースも大事だなと思いました。
ありがとうございました。
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