「スクラムフェス新潟2023 #scrumniigata のセッション同時視聴会」に参加してきました

分散アジャイルのイベントに参加してきましたので感想を記載します。

ちなみに前回書いた記事は下記となります(先週は行けなかった・・・)

なぜ「聴く」という事は難しいのか(スクフェス新潟2023)

スクフェス新潟2023の尾澤さんの下記講演を見ました。

 コーチング、1on1に関する内容で、大事だなと思う反面自分は全然出来ていないなと思って聞いていました。
 こういった聴くという事は、社歴が長い人の方が意外とできないといった話をしました。内部でずっと関わっていると、情報をすでに持ってバイアスがだいぶかかっている事も多く、関心を維持するのが難しい。また、内部だと1on1を開く側は忙しい人が多く、ますます聴くことが難しいといった話をして、本当にそうだなと思いました。
 ただ、その状況であるからこそ、聴くという事を重視してマインドチェンジをしていかないといけないと最近感じているのでちょうどよいタイミングで見ることが出来てよかったです。

10年スクラムの学習をしてきたけど、スクラムマスターは簡単ではなかった話


2022スクフェス三河のしょうださんの動画を見ました。

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-mikawa-2022/proposal/17208/10

 スクラムマスターとして知識は付けていたが、スクラムマスターのタスク、ピープルマネジメントのタスクと色々実施する中で実際にスクラムマスターとして良いふるまいをしていく事は難しいといった話でした。うまくいかなった振る舞いの分析については、大変丁寧で、非常に感心しました。
 単純なスクラムの問題以上の色々な問題が山積みな中で、本当に大変だなと感じましたが、淡々と話されていたのが印象的でした。

いきいきした受託開発をするためにアジャイルチームができること
スクフェス新潟2022の及部さんの動画を見ました。

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-niigata-2023/proposal/18352

受託開発をずっとやってきたので、とても気になるネタで事前にスライドは何回も見ていたので、内容は分かってましたが、及部さんときょんさんのディスカッションを聞けたのは本当に良かったです。

受託開発だとチームが存続できないという話があるが、本当はチームを存続する気概がないだけなのでは?(及部さんはチームで移籍したり、プロジェクトが分かれてもチームとしては残ることは可能)

ただし、チームというものを理解しているメンバーは少数。多重請負だと会社が異なるメンバーとなるので、会社のため、チームのためみたいな動きになる事は難しい。

また、コンサルは仕事や新しい事に前向きなメンバーが多いのでチームに対しては前向きなメンバーが多いが、『持続可能でない働き方や個人プレイ等』チーミングに相性が悪いことが多い。

といった話をしました。受託開発を数十年やっている身としてはわかりみが深い内容でした。ただ及部さんの講演は自分がずっとやってきた話と大きく違いはないとも感じました。これは金融大規模で基本10数年同じメンバーで働いている事だったり、お客様とのつながりが非常に深い事が影響しているんだろうなぁと考えていました。

ただ、チームに関する捉え方は違っていて、どうチームを構築していくのか?という事は大きなテーマとなっていますので、今日の話はとても参考になりました。

感想

 今日は人が多くて盛り上がりましたし、自分に深く関係している受託開発をテーマに色々話が聞けてとても満足でした。
ありがとうございました。




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