読書メモ「自分の小さな「箱」から脱出する方法」
表記本を読んだので感想を記載します。
自己欺瞞に冒されて、問題が見えなくなっている事を「箱に入っている」という表現を使って、箱に入っている問題、どうやって箱に入って出てこれるのか等をストーリー仕立てで紹介してくれています。最後に、「すでにそのことを知っている人以外には、箱などの言葉を使うな」と書かれているのがとても良いと感じました。確かに外に出て相手のために話そうという気持ちの場合は「相手が箱に入っている」みたいなメガネを勝手に付けるのはそれこそ、自身が箱に入る行為だなと思いました。(読んだ人しか分からない記載w)
興味を持った点
問題がある行動という点に焦点が当たりがちだが、行動自体ではなくその人の捉え方の違いに大きく問題があるという一節。自分自身、わりとスキルやテクニックで対応することを良しとしている所があるので、ドキッとしました
⇒自己欺瞞(自分への裏切り)が箱の中に入ってしまう動きにつながり、一度入るとどんどんそれが正当になってしまうという話でとてもドキッとする内容です。思い当たることがありすぎる・・・。
この内容はとても大事な一方、わかっていても上記行動をとってしまうなーと思います。また、そういうことを色々考える中で自身がより深く箱にはいりがちだなと思いました。
この本を読んで、「あーあの人は箱に入ってるかもな。。」と思ってしまったのですが、そういうことを考えている自分自身が箱に入っているという内容でした。自分を裏切らないで過ごしていく事の難しさをとても痛感しました。
感想
最近、チームの対話や関係性で悩んでいたので、ヒントとなる内容でした。色々と思い当たる節も多く、後ろ向きな気分になるとともに、読めて良かったです。ありがとうございました。
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