読書メモ「Clean Craftmanship」
表記本を読んだので感想を記載します。
アンクルボブ先生のクリーンクラフトマンシップです。こちら、XP祭り2023でいただいた本になります。ありがとうございました!!
本書ではすべてのプログラマーが従うべき規律、基準、倫理について説明しています。新人プログラマーが5年ごとに倍増しており、またソフトウェアが世の中のコアになる中で、クラフトマンシップの重要性を説明しています。
前半はエンジニアプラクティスとしてXPのサークルオブライフの中から「テスト駆動開発」「リファクタリング」「シンプルな設計」「ペアリング(協力的プログラミング)」「受入テスト」について説明しています。特にその大前提のテスト駆動開発について大きくページを割いて説明しているのが特徴的でした。
上記のように、テストがシステムを恐れなく触っていくためには非常に重要という事が書かれています。
後半はクラフトマンシップについて上記プログラマーの誓いを順に説明していました。規律、基準、倫理についてしっかり持つことで勇気をもってプロフェッショナルな仕事ができるという教えはとても良いと思います。エンジニアは自分の仕事が世の中を幸せにも不幸にもしてしまうという事で不安な未来を予期する内容も書いてあり、身につまされました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?