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社内でスクラムガイドの読み合わせしました!!(インクリメント,確約(完成の定義),その他)

社内でのスクラムガイドの読み合わせです。ちなみに前回分はこちらです。

インクリメント

 インクリメントは「プロダクトゴールにおける具体的な踏み石である。」という言葉で盛り上がりました。

Stepping stone

「プロダクトゴールに向かっている事」と「石と石がインクリメンタルに続いている事」みたいなことがポイントと議論しました。

 次に、『インクリメントをスプリントレビューで提示することで経験主義がサポートされる』という記載が分かりづらいと盛り上がりました。経験主義とあるため、スプリントレビュー毎に前回とのつながりがあり、改善や適応ができている事が重要といった話をしました。

 また、そもそも「インクリメント」という言葉が分かりづらいと話しました。プロダクトゴールに向けてちょっとずつ増えている(進んでいる)モノがインクリメントだという定義で落ち着きました。

コミットメント(完成の定義)

 「プロダクトバックログアイテムが完成の定義を満たしていない場合、リリースすることはできない。ましてやスプリントレビューで提示することもできない」とあるが、これは厳しすぎると話しました。
 ただ、完成の定義についてバックログ単位でチェックする項目とスプリント単位でチェックする項目があり、少なくとも前者は満たしていないとダメという話をしました。我々の完成の定義については少しざっくりしすぎているかもしれないと反省しました。
 また、チームを成果物とした場合にインクリメントと完成の定義はどうなるか?と議論しました。チームの成長もプロダクトバックログの踏み石になるため、バックログ・インクリメントとして扱うことは正しいと我々の議論では結論づけました。ただ、完成の定義については、スクラムガイドではあくまでも「プロダクト」としてしか定義できていないので、そちらの方が問題では?と話しました。(完全にプロダクト開発のものに絞るか、もう少しちゃんと整合性を持って広げるか、ガイドとしてどちらかするべきでは?と話しました)

その他

 「スクラムフレームワークは不変である」と記載されていますが、上記の通り、ガイドについてもまだまだ、時代の変化に合わせて見直す必要はあると思っています。そもそも経験主義でカイゼンするためのフレームワークが完成されていて不変というのは個人的には微妙と思います。現在スクラムが良いフレームワークであるのは間違いないですが、よりプロダクト作成に特化したフレームや組織カイゼンにも使えるフレームへとカスタマイズの要素があっても良いと思っています。

感想

・もう少し続くかと思ってたスクラムガイド読み合わせですが、本日で終わりました。
 色々と学びがある内容でした。次回からはまた、ライトな企画ができればよいと思います。
勉強会企画してくれたスクラムマスターさんありがとうございました。

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