社内のアジャイル勉強会#51で「これまでの仕事これからの仕事」の紹介をしました。
表記勉強会を実施してきましたので、感想を記載します。
今回は2章、3章の説明でした。
2章 目先の効率から、本質的な問いへ
効率化を求めると、最適化が進み呪縛となってきます。正解が分かっている状況であれば効率化は重要ですが、正解が分からない状況に環境が変えると、この呪縛が重くのしかかってきて、なぜその作業をやっているのかわからないが、やらないといけないといったナンセンスな状態になります。
この事は日々の仕事でも本当に良く直面します。そこで大事なのが、問いですが、「問いを考える機能」も死んでしまっている事が多く、組織の中で「なぜやるのか?」「どうしたいか?」と言った問いを発すること自体がタブーになっており、発したとしても混乱を産むだけとなる現状に毎日ぶちあっている感覚があります。
問題にあたった時に、すぐに作業をする人に対して計画の重要性を語ってもなかなか理解されないですし、ましてしっかり計画をする人に対して問いの重要性を話してももっと理解を得ることは困難と感じています。
しかし、それでも問いを立て仮説検証をし続けることが現在の複雑性が高い世の中では重要と考えています。
この事はまじめに考えるべきことなのですが、一方で
「こっちの方が楽しそうだし、楽そうじゃん」
と言ったノリの良いマインドで当たることが重要だと考えています。(一切伝わりませんが・・・)
3章 想定どおりから、未知の可能性へ
3章は想定通りといった計画重視の中で計画にないものをいかに探索して適応していくかといった内容でした。そのために「むきなおり・ふりかえり」を使った探索/適応活動について説明しています。
探索・適応活動の中ではワクワク感や学びが非常に重要で、そのワクワク感・学びを常に実施できるように「探索的なバックログ」を管理することがポイントとしています。
上記しているユーザー軸、問題軸での4分割の表はとてもよく、つねに対象を増やすような活動をし続けるという事が重要となります。顧客を変えると言う大きい話ですが、ここは「自分→チームに視点を変えてみる」「チーム⇒チーム間の活動に着目してみる」等、日々の活動でも意識出来ることは多いと思っており、どちらかというと視座を色々と変えて考えてみるというのが近いかなと思っています。
感想
この本の内容、私にとっては、わかりみが深すぎるのですが、伝わらない方には伝わらないかもしれないと言った疑念もいただいています。勉強会の後で参加者的にどうだったかのは、ちょっと聞いてみたいと思いました。次回以降もまだ続きます。。。
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