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社内のアジャイル勉強会#50で「これまでの仕事これからの仕事」の紹介をしました。

表記イベントを実施したので、感想を記載します。
ちなみに前回の勉強会の内容はコチラです。

概要

 6月に出たばかりの市谷さんの本についてスライドでまとめて、簡単に紹介するというものでした。本日ははじめに~2章の途中までの紹介でした。

はじめに

 はじめには「このままで良いのか?」という問いを強烈に揺さぶってきます。この点については、マネジメント3.0のヨーガンアペロさんの資料も使いながら、この本は「チェンジエージェント向けのおすすめの本」という事を強く話してみました。
 会社生活の折り返し過ぎましたので、マジで「仕事を辞める」と判断しつつ、仕事の方を変えにいかないと、あっという間にやりたいことできずに会社生活が終わってしまう感覚があります。


1章 「数字だけ」から、「こうありたい」へ

昨年立てた目標及び取り組んだ内容を覚えているか?
また取り組んだ内容が今のどんなことに活きたか話せるか?
もし活かせていないとしたら、日々の活動が消費的になっているかもしれない

1章より一部改編

 1章については目的がない数字だけを追っていると「芯の無い組織」になるという内容となっています。
 芯を見つける活動についてゴールデンサークルを作ることが重要ですが、いきなり芯のある「Why」が見つかる事はまれなので、下記3つの方向性で考えるのが良いという話をしています。

1章の内容を適宜集約

 まさに、我々のラボも「アジャイル・仮説検証がやりたい」といったHowから始めたり(①手段から考える)、既存組織のやり方の逆を行く、悪の組織をバリューとして定義したり(②逆から考える)、ゴールを考える上でステークホルダーを洗い出して、ステークホルダー毎に我々がどう寄与できるか考えたり(③外から考える)という事をやりながら、組織のWhy(ミッション・ビジョン・バリュー)を探す活動を1年間やっていたので、とても納得感がある内容でした。

参考:悪の組織のメンタル

どれだけそれが組織の外でいいこと、正しいこととされていても、それだけで、組織の「芯」にすることはまずできない。From(現在地点)とTo(行きたい場所)を捉える必要がある

1章より

本では、芯を作成する上で、FromとToの重要性について記載されています。これは本当にそうで、From-Toキャンバスを何回か作成しながら、Toについては時期感を踏まえたゴールを複数作成したり、Fromについても定点だけでなく、数か月活動した中での距離としてのFromを考えることで徐々に、解像度を上げていく事が出来たと思っています(まだまだこれからですが)


感想

 上記のように本の内容に加えて、実際の取り組み内容なども追加で話していたら、2章まで終わりませんでした。次週は2章以降の説明に移っていこうと思います。この活動自体は、本の内容をベースに自身のやっている事もまとめることができ、非常に良いなと感じています。ありがとうございました。

 また、全然別件ですが、MIMIGURIさんが言っている多角化経営モデル(個人と組織、事業、社会価値で整合させる)でも個人の探究から組織の芯を探すようなモデルを考えられていて、上記芯を探す活動と似ているなぁと感じているので、こちらも勉強会では紹介しました。引き続き、チェックしたいと考えています。

MIMIGURIさんが提唱しているCCM(多角化経営モデル)


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