野村証券の予想

野村証券では、22年10-12月期から米国景気がリセッションに入ることをメーンシナリオとして、日本経済見通しを引き下げている。中国に関しては上海ロックダウン解除により物流が正常化し、先行きには財政政策からの下支えがある程度期待できるものの、足元の製造業活動はむしろ回復の鈍さが明らかになってきたと指摘。このタイミングで、トップダウン方式の試算に基づくTOPIX-EPSの想定を下方修正するとともに、22年度後半にかけての日本株インデックス見通しを引き下げた。全体として外需敏感な性質を持つ日本株は、秋口以降、いったん調整局面に入ると野村では予想している。

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