セミナーを受けるほどにバカになる件
松井です。
セミナーを受ければ受けるほどに頭が悪くなる可能性があります。
あくまでも可能性の話ですが、セミナー業界で受講生と接してきた中で、だいたい40〜60%くらいの確率くらいで起こることを説明しておきます。
単純に言うと、、
「セミナーを受けると、考える力が削がれる」
ということです。
セミナーっていうのは、ある個人がまとめた知識を購入する行為です。
要するに、知識をまとめると言う行為を外部委託化(他人に任せている)しているということです。
だからこそ、自分で調べる力、自分でまとめる力が失われることが往々にしてあります。
もちろん、すべての書籍や学習は、その起来がありますね。
私たちが、お互いに教え合うこと、分かち合うことはそれまでの生命の全ての営みの結晶ですからね。
本も、セミナーも、直接話しを聴いて教わる機会であろうが、その人がまとめた「切り取られた知識」であることは間違いないのです。
自然農の第1人者として知られる、福岡正信さんも、その農法を完成するのに40年以上の時間がかかっています。
彼は無為自然という形で、畑と向き合いながら数々の失敗を乗り越えて、自然の力だけで放置していても米が育つ環境を作りあげました。
しかし、書籍を読んだだけの人には、その背景(理想の状態にいたるまでの数々のプロセス)は伝わりませんよね。
良い悪いでなく、言葉という現象の制限がここにあります。
言葉になった瞬間に、必ず切り取られた情報になるからです。
このnoteだって「そう」言葉で決して真理は伝わりません。
そして、私がこれまで何年も掛けて学んできたことをまとめて切り取って、編集してシェアすることで、恐らくあなたの「自分で考える力」を奪っています。
だからこそ、自分で考えると言うスキルがない場合は、
「セミナーを受ければ受けるほど馬鹿になる」
という可能性があります。
講師を盲信して、ノウハウを盲信して、自分の心に言い訳して、目先のことに取り掛かってしまいます。
だからこそ、セミナーを上手く活用するためにも、「考える練習」をすることをすごくおすすめします。いわゆる「情報処理」ってやつですね。
眼の前のランダムな情報から、本当に重要なパターンを抜き出す方法。
これをしっかりと知らないと、セミナーを受けてお金を失うだけでなく、セミナーを活かすことなく時間もムダにしてしまいます。
ちなみに、中途半端に分かっているフリをして結局何も進まないってのが一番の成功の邪魔ですからね。
今日の記事で言いたいことは、、、
1:セミナーを受けて答えを探そうとしていると、逆に成長が遅くなる2
2:セミナーというものは所詮、知識集めの手間を省いてくれるもの
3:セミナーに答えを求めることで、自分なりの答えを作る能力が下がる
って感じです。
私は、セミナーって基本的に「好き」ですので、ぜひたくさんの人がセミナーをうまく使えるように、このような知恵をシェアしたいと思いました。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
松井万理
追伸:
今日(昨日??)は地域でお世話になっている飲食店のイベント手伝いで、この時間になりました。
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