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今日の白菜のご機嫌(3)

一ヵ月で、白菜がこれだけ育ちました。
これから中心の葉っぱが、ぐるぐると固く巻きながら育っていきます。

今まで何度か、ヨトウムシやアオムシを退治してきました。
ヨトウムシはヨトウガの幼虫で、昼は地中に潜んでいて夜中に出て来て、白菜葉っぱを食い荒らすので、夜盗虫(ヨトウムシ)と名付けられたとか。
アオムシは、モンシロチョウの幼虫ですね。

ひらひら飛んでるチョウチョはかわいいけれど、農家の敵です。
ちょっと葉っぱにとまったと思ったら、もう卵を産み付けてます。
だから、白菜の種を植えた時から防虫ネットを張るのです。
けれど、敵もさるものひっかくもの、どこからかいつのまにか侵入してきて、ある日突然、白菜に虫がいることに驚かされるのです。

この虫たち、白菜の外側の大きな葉っぱは、あまり食べないのです。
白菜の中心の、これから伸びてくる新芽を食べるのです。
どうも奴らは、美味しい部分を知っているらしい。

黒いフンを見つけたら、姿は見えなくとも、どこかにヤツは潜んでいます。
葉っぱを一枚一枚ひっくりかえして、ヤツがいないかを調べます。
白菜の新芽の真ん中に鎮座しているのを見つけることもあります。
大事に大事に育ててきた白菜を食い荒らす奴は、絶対に許さない !!
見つけたら一匹一匹、ピンセットで捕縛します。
白菜を守るため、虫が気持ち悪いとか怖いとか言ってられません。

白菜が大きく育ったら、鍋に入れて食べたい。
白菜の浅漬けも美味しいだろうなあ。


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