総基礎展を訪れて、、。
私たちの世代の総基礎が終わって約1年が経った。
今思い返せば、楽しかったことや苦しかったこといっぱいあったな。
自分自身を偽り繕って嫌だなと思うことがあっても笑ってそれでイライラしたり、
なんで、偽り繕ったかって?
「そうしないと受け入れてもらえない」 「必要とされるような人間でないと、捨てられる」という感情が私の中にあったからかな、、、。
あの頃の私は、今の私から見たら少し滑稽というか、愚かしいというか、まあ、マイナスなイメージ。
でも今は、偽り繕ったりしてないから、苦しいこともあるけど、比較的幸せ。
そんないろいろとあった総基礎も、次の世代に移り変わった。
今年の総基礎も私達のときと同じように総基礎展という作品展があったので、行ってみることにした。
今回は、総基礎展の感想をnoteに記そうかなと思う。
去年は作る側の立場だったため、鑑賞する側の立場で見ると、作品一つ一つの見え方も違って見える。
色々と見ていった上で、私が気になった作品を何点か上げていく。
まず気になったのはこの作品である。
死刑制度についての是非を問う作品である。
この作品を見てみると、歴史の教科書に載っている事件当時の新聞があって、歴史大好きな私の心をくすぐった。
これ、どこで手に入れたのかな、、、、、、
次に紹介するのはこの作品である。
この作品は、見る人に伝えたいことが伝わりやすい一枚である。
この作品は、伝えたいことだけを取捨選択していて、見る人に読む体力を削らせない。
私は長い文章を読むのが苦手なので、非常にありがたい。
あと、絵を描く側の身としてコメントさせていただくと、モチーフの金属の質感、見せたい部分の目の引きつけ方の伝え方が上手い。
これを描いた子の今後の作品が楽しみである。
次に紹介するのは、この作品である。
これは妖怪ウオッチのキャラクターを描いたこの作品である。
小学生の頃、妖怪ウオッチにどハマりした私からすると、この作品は私にとって大切な思い出を思い起こしてくれるような、そんな気持ちにしてくれる作品だ。
絵についてコメントすると、オロチのマフラーの部分を固有色にするのではなく、見せ所として、画面の補色となる部分を作っていて、見やすい作品だったと思う。
この子、、、、妖怪ウオッチ好きなのかな、、。だとしたら、語り合いたい、、。くううう、、、。
ちなみに、私は永遠のふぶき姫推しです(╹◡╹)
次に、紹介するのはこの作品である。
この作品の良かった点は、着眼点が面白いと思ったところだ。
「汚れの分だけ愛がある」
汚れというのは人々から忌み嫌われる。だから私たちは、洗濯という行為によって汚れを落とし、綺麗な状態を保とうとする。
だが、考えてみて欲しい。汚れというのはその人がそれだけそのものと長い年月を過ごした証でもある。汚れには、その物と向き合ったストーリーが刻まれてたりする。それは、所有者以外の人間にもストーリーを彷彿とさせたりする。
意外と趣深い役割を担ってるんだな、、汚れって。
最後に紹介するのは、この作品である。
タコさんだ!!!!!!!
タコの特徴である吸盤ひとつひとつの造形や、タコの足の細かい動きがこだわって作ってあって、完成度の高い作品だと思った。
だんだんみてると可愛く思えてきて愛着湧いてきた、、、
たこ焼きにして食べたい🤤
今回総基礎展を見て、どれも完成度が高くて素晴らしい作品だと思った。
総基礎が終わって夏休みが終わったら、それぞれの専攻に分かれてまた違った課題と向き合っていくことになります。その中で、自分自身や他人と葛藤することもしばしばです。
それは、総基礎での課題でもあったと思います。
総基礎での経験は、専攻に分かれた後、生きるときがあると思います。
半年間お疲れ様でした( T_T)\(^-^ )
夏休みに絵を描いたり、旅行行ったり、帰省したり、楽しんでください。
後期の皆様の作品も楽しみにしてます。
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