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シャニマスアイドルにカバーして欲しい曲【七草にちか編】

はじめに

シャニマサーのみなさんなら一度は考えたことあでしょう。
「このアイドルにこの曲歌って欲しい~~!!!」
私は何度もあります。なんならプレイリストを作り曲を蒐集しています。

でもTwitterで「アイドルの名前+曲名」で検索しても自分のツイートしか出てこなかったのでなぜその曲をそのアイドルに歌って欲しいのか、まとめようと思った次第です。なんなら歌っている幻聴すら聞こえているのでそのおすそわけとして受け取ってください。

この記事は七草にちかwingのネタバレを多分に含みます。
見返して来てください。





七草にちかに歌って欲しいのは


アーティスト名:スピッツ
曲名:春の歌

重い足でぬかるむ道を来た
トゲのある藪をかき分けてきた
食べられそうな全てを食べた

長いトンネルをくぐり抜けた時
見慣れない色に包まれていった
実はまだ始まったとこだった

「どうでもいい」とか そんな言葉で汚れた
心 今放て

春の歌 愛と希望より前に響く
聞こえるか? 遠い空に映る君にも

平気な顔でかなり無理してたこと
叫びたいのに懸命に微笑んだこと
朝の光にさらされていく

忘れかけた 本当は忘れたくない
君の名をなぞる

春の歌 愛も希望もつくりはじめる
遮るな 何処までも続くこの道を

歩いていくよ サルのままで孤り
幻じゃなく 歩いていく

春の歌 愛と希望より前に響く
聞こえるか? 遠い空に映る君にも

春の歌 愛も希望もつくりはじめる
遮るな 何処までも続くこの道を

スピッツ 春の歌 歌詞 - 歌ネット (uta-net.com)


ここからは実際に曲を聞きながら記事を読んでくれると嬉しいな☆
死ぬほど引用するので




七草にちかwing

<she>


このコミュでは七草にちかが283プロダクションに加入するまでが描かれる。

にちかは元々アイドル志望でバイト先のCDショップで283プロの特集を行うことになりそこでシャニPに直談判をする。

必死なにちか。がんばれ

嘘をついてまでバックルームに呼び出し、歌とダンスを見て欲しいという七草にちかからはそのがむしゃらさやアイドルに対する情熱が窺える。

また、それと同時にシャニPは見よう見まね、自己流、素人っぽいという厳しいという考えを抱きながらもにちかをプロデュースすることを決める。

厳しさとシャニPらしさ(悪癖)が混じった意見
お前ほんっとそういうとこあるよな


その結果七草にちかは283プロにアイドルとしてではなく、研修生として所属することになる。

浮かれよもぎもち


<she>は七草にちかの自己流の歌とダンスからはこれまで重ねて来た努力が察せられ、直談判するその姿やどんなことでもするという発言からはその覚悟がわかる

ん? 今どんなことでもやるって……
教科書に載せれる危機意識





ん?


なんか最近そういう歌詞を
見たような…………………?









重い足でぬかるむ道を来た
トゲのある藪をかき分けてきた
食べられそうな全てを食べた

スピッツ 春の歌



え!?
これ<she>じゃん!!!!??????????


重い足でぬかるむ道を来た 
トゲのある藪をかき分けてきた

憧れと懸命さに溢れていることから窺えるじゃん?

重い足でぬかるむ道を来てトゲのある藪をかき分けてきたにちかさん


食べられそうな全てを食べた

どんなことだってやるって「覚悟」じゃん

食べられそうなすべてを食べる覚悟のにちかさん



ひょ、ひょっとして春の歌って七草にちかのこと歌ってるんじゃないのか……?




grab your chance!


grab your chance! では283プロに所属したにちかがアイドルの一歩を踏み出したことに心を躍らせている。

かわいい


しかしそれを見たシャニPは苦い考えを見せる。

アイドルって何なのか


にちかのパフォーマンスをみたシャニPは「何かのコピー」という印象を受けた。にちかは283プロに所属することができ、浮かれてパフォーマンスを見せている。しかしアイドルを始めるにあたり、コピーとして始めるということは本当にアイドル足り得るのかとシャニPは自問自答しているのだ。

そしてはづきさんからWINGで優勝できたらアイドルを続けてもいいという条件を出されたことが明かされる。

厳しい


また、選択肢の基礎を付けていこうなでは基礎をじっくり作っていこうとシャニPはにちかに告げる。283プロに所属することができ、努力が報われたことに少し浮かれているにちかに対し、アイドルとして始まったところであるということをシャニPとはづきさんは示したのだ。

自己流では足りなかった基礎を固めるよう言われるにちかさん






ん?


なんか最近そういう歌詞を見たような…………………?











長いトンネルをくぐり抜けた時
見慣れない色に包まれていった
実はまだ始まったとこだった

スピッツ 春の歌

え!?
これ、grab your chance! じゃん!!!!??????????


長いトンネルをくぐり抜けた時 見慣れない色に包まれていった

283プロに入れたことをいってるじゃん????

見慣れない色(シャイニーカラーズ)に包まれているにちか


実はまだ始まったところだった

アイドルはここから始めてアイドルになるのだろうかじゃん

実はまだ始まったところだったにちかさん



ひょ、ひょっとして春の歌って七草にちかのこと歌ってるんじゃないのか……?





なみ


ここではにちかがアイドルを目指すに至ったきっかけである八雲なみのことが語られる。

レコード屋に飾られている名盤をみているにちか。そのレコードのタイトルは「八雲なみ/そうだよ」である。

いつもの

そこで以前にちかが「八雲ななみ」と名乗った理由を察したシャニPはにちかに問う。

八雲なみへの憧れが垣間見える

そしてシャニPが八雲なみのことを知っていることを知ったにちかは彼女について話し出す。
そしてここで特筆すべきはシャニPから見た八雲なみとにちかから見た八雲なみには少しずれがあるということである。

シャニPは八雲なみのことを完成されたパフォーマンスと華やかな存在感であっという間に人の心をさらったが消えてしまい、伝説みたいになってる人と言っている。つまりシャニPは八雲なみのことを過去の人であり、忘れられた存在と評しているのだ。

シャニPの八雲なみ評

しかしにちかにとっては憧れのアイドルそのものである。まわりの誰も知らないというセリフから七草にちかにとって八雲なみが過去の人になってないことがわかる。

周りの人間は知らないことに不満を感じている

またこのふたりの認知の差がはっきりと浮き彫りになっているのは以下のシーンである。

ここのにちかのセリフ本当に楽しそう。聞き返して 

シャニPの台詞は上記のように表示されているがにちかはこれに合わせて、「あっ、昔の動画、いくつかあがってるんですけどこれがめっちゃめちゃ良くてー!!」と言っている。シャニPが当時のことを話しているのに対しにちかは現在まで残っている動画の話を始めているのだ。

その後一瞬悲しげな顔をする

そして<she>やgrab your chance! にてシャニPに直談判した時に見せた歌と踊りは八雲なみ由来であったことが判明する。

これまでにちかが見せてきた歌と踊り

七草にちかが八雲なみに大きな影響を受けていることを察したシャニPはそのことをにちかに問う

八雲なみが憧れであることが明示

七草にちかにとって八雲なみはアイドルを目指すきっかけにもなった憧れであり理想であるということがここでははっきりと描かれている。しかしシャニPはにちかと八雲なみに歌や踊りではない別の共通点を見る。

泣く





on high


ここでは七草にちかのレッスンが描かれる。

がんばれにちか

その中で八雲なみのスカウトの話も描かれている。

天井……てめえは……

ここで八雲なみのスター性及び、伝説的アイドルということが示されておりにちかにとっての憧れの対象であるということが改めて強調されている。
それに対し、シャニPに嘘をついてまでバックルームに呼び出して直談判した結果研修生として283プロに所属した七草にちかはそのことに焦燥感を募らせている。

焦り

しかしにちかが明らかに無理をしていると判断したシャニPはストップをかける。

大人

シャニPはにちかを止めようとする。焦るなと、そして入れなくていい八雲なみのステップが無ければ遅れないと指摘する。

目ざとい

そう指摘された七草にちかは八雲なみと自身を比べる心の内を吐露する。

八雲なみと七草にちか

七草にちかは八雲なみという理想と自身という現実のギャップに苦しんでいた。

grab your chance! で描かれた283プロに所属して浮かれているにちか、優勝しないと続けることを許さないはづきさん。なみで描かれたにちかとシャニPの八雲なみに対する認知の差。このどちらも七草にちかと他の違いが浮き彫りになっているが、on highではにちかの現実と高い理想のすり合わせが行われている。その差に気付いたにちかは自虐的になってしまっているのだ。





ん?


なんか最近そういう歌詞を見たような…………………?












「どうでもいい」とか そんな言葉で汚れた
心 今放て

スピッツ 春の歌

え!?
これ、on highじゃん!!!!??????????


「どうでもいい」とか そんな言葉で汚れた


自虐的になってしまってるにちかじゃん??????


「どうでもいい」とか そんな自分を大切にできない言葉で汚れた心を吐露するにちかさん



え、じゃあ今放てってどこで放たれるんだろうなァ~~~?????
いやあ、まったく予測がつかないぜ

※決勝後コミュでこの歌詞の話もう一回するので覚えといてください





may the music never end


ここでは七草にちかにとって高い理想である八雲なみが現実として降りてくる。

七草にちかは社長室であるレコードを見つける。それは八雲なみのものであったがにちかが知っているものとはタイトルが違っていた。

にちかの知らないなみちゃん

七草にちかはここで自分の知らなかった八雲なみがあるという可能性に気付く。


また次のシーンでシャニPとにちかはステップの確認をしている。ここで注目すべきはにちかがバリエーションもつけときたいと言っているところである。

できてるじゃん

この時点でにちかは自分にできる範囲でステップを踏んでいる。これまでは八雲なみのステップを入れようとしていたのに、である。

そしてにちかとシャニPは「最後」の話をする。

最後

それは優勝できなかったら引退するという、七草にちかWINGにおいて最初に示された現実の話であると同時に、八雲なみという理想とにちかの実力等の現実というギャップによる苦しみが最後になって欲しいというシャニPの考えが示される。

理想である八雲なみと現実を生きるにちかの話

シャニPはここでにちかが苦しむのが最後になればいいという。


つまりmay the music never endでは「八雲なみ/そうなの?」により、七草にちかにとっての理想である八雲なみが詳細を帯びて現実に降りてきた結果、現実とのすり合わせが行われ始めていることが提示されているのだ。

シャニPは八雲なみを過去の人と見ている

「にちかが、アイドルだった時間のこと誰もが覚えていられるように」というセリフも、八雲なみが忘れられた過去の人であることを改めて強調している。にちかにとって理想だったはずの八雲なみが。では七草にちかはどうするのか。



準決勝前 コミュ


準決勝前では準備を終えたシャニPがにちかにこう告げる。

それに対しにちかはこう答える。

ギリギリのところで立っているにちか

にちかの抱いている不安がはっきりと描かれている。そしてそれを払うようにシャニPに言う。

自己暗示

そしてシャニPはにちかを送り出す

好きなセリフ

ギリギリの状態でそこに立っているであろうにちかはシャニPの祈りを受けながらWING準決勝へと向かう。





ん?


なんか最近そういう歌詞を見たような…………………?













平気な顔でかなり無理してたこと
叫びたいのに懸命に微笑んだこと

スピッツ 春の歌

え!?
これ、準決勝前じゃん!!!!??????????


平気な顔でかなり無理してたこと

言い聞かせるようなにちかまんまじゃん??????


かなり無理して平気な顔でいようとするにちかさん


叫びたいのに懸命に微笑んだこと

トイレで作ってきた笑顔じゃん??????


叫びたいのに懸命に微笑んでいるにちかさん


もうこれ春の歌が七草にちかのために作られたと言っても過言じゃないのでは???????




準決勝後コミュ


決勝に進むことが決定したにちか。そのことににちかは茫然としてしまう。

まだ終わらない

まだ続く、終わりではないことに驚くにちか。そしてシャニPはこう告げる。

わからないにちか



決勝前コミュ


決勝を怖がるにちか。

怖がるにちか

それに対しシャニPはこう答える。

にちかを肯定するシャニP

にちかが怖がっているのは優勝できず、はづきさんとの約束の元に終わってしまうことである。そしてそれは八雲なみの後を追うことに他ならない。ここまでの描写で八雲なみは終わってしまった過去の人であることが描かれてきた。理想上の存在だけでなく八雲なみの現実を知りつつあるにちかはそれに対し恐ろしさを感じている。優勝できたら現実に終わってしまった八雲なみと、優勝できなかったら理想の中のアイドル八雲なみと、七草にちかは完全に分かたれてしまうのだ。嬉しいのかわからないのはそういうことなのである。
それに対しシャニPはにちかのままで良いという。現実を知り、「七草にちか」をプロデュースするシャニPは理想を求め続けた七草にちかを仮に理想とは離れても大丈夫だと、ありのまま肯定しているのである。
つまりここでも八雲なみとにちかの、理想と現実の話をしているのである。


決勝後コミュ


ついに優勝である。息も絶え絶えで倒れてしまう。

苦しそうなにちか

それでも優勝である。はづきさんの条件をクリアし、周囲に認められた彼女は名実ともにアイドルなのである。

それでも笑えているにちか

優勝するまで笑顔を作っていた彼女は今は笑えているのである。

大丈夫

これからは思い切り笑えるんだと、これまでが報われたことをシャニPは告げるのだ。




ん?


なんか最近そういう歌詞を見たような…………………?










平気な顔でかなり無理してたこと
叫びたいのに懸命に微笑んだこと
朝の光にさらされていく

スピッツ 春の歌

え!?
これ、WING優勝じゃん!!!!??????????


朝の光にさらされていく

苦しそうでも、笑えてるにちかまんまじゃん??????



朝の光にさらされていくにちかさん


そして覚えているだろうか。私がon highで後で話すと言っていたことを。

「どうでもいい」とか そんな言葉で汚れた
心 今放て

スピッツ 春の歌

「どうでもいい」とかそんな言葉で汚れた心が放たれるのは
この時だったのだ



春の歌ってやっぱりにちかのために作られた曲だったんだな


そうだよ


ついにこのコミュである。
八雲なみの曲を聞いているにちかの元にシャニPが現れる。

優勝おめでとう

そしてシャニPは祝いの言葉を告げる。

ありがとう八雲なみ

八雲なみの話をするふたり。そしてにちかはイヤホンをシャニPに差し出して「そうだよ」を流し始める

『そうだよ』

それを聞くシャニPはここまで一貫して七草にちかの理想として描かれてきた八雲なみの現実を思い出す。

天井……てめえは……

本筋ではないが、この時シャニPが尊敬する天井努と実際の天井努にもギャップが生じている。天井努が過去にしたことは現在の283プロの理念とは反するものであり、シャニPの信念とは逆のものなのだ。

そしてにちかも八雲なみのことに気付いている。ステージの彼女が幸せだったのかわからないというシャニPににちかはこう答える。

にちかから見た八雲なみの変化

これまで七草にちかが見ていた八雲なみと、現在七草にちかが見る八雲なみは完全に違うものとなった。八雲なみがきっかけでアイドルに憧れていた七草にちかは、実際にアイドルになって八雲なみのことを理解した。理想から現実へと、偶像から実体へと七草にちかの中で変化したのだ。

それに対しシャニPは告げる。

にちかの「続く未来」

優勝したことで七草にちかは八雲なみと違いこれからアイドルを続けることが可能になった。つまりこれから七草にちかは八雲なみから遠ざかってしまうこととなる。理想だったはずの八雲なみと。

七草にちかはわかっている

七草にちかはそのことに気付いている。

好きなセリフ

にちか「は」幸せになるんだ。これは明確に八雲なみと七草にちかの断絶である。

好きなセリフ

そうして七草にちかのアイドルとしての道が始まる。七草にちかWINGは理想の話であり現実の話でありそのふたつを擦り合わせて生きていく話なのだ。



ん?

あれ?

あれあれ?

あれれれえ?????

なーんか最近そういう歌詞を見たような…………………?












忘れかけた 本当は忘れたくない
君の名をなぞる

スピッツ 春の歌

え!?
これ、そうだよじゃん!!!!??????????

忘れかけた 本当は忘れたくない

八雲なみとの違いを理解したにちかじゃん??????

現実を知ることにより本当は忘れたくない理想の八雲なみと別れるにちかさん

君の名をなぞる

八雲なみの白盤を見たにちかだ!!!!!!

八雲なみの名をなぞるにちかさん

歩いていくよ サルのままで孤り
幻じゃなく 歩いていく

スピッツ 春の歌

え!?
これ、そうだよじゃん!!!!??????????

歩いていくよ サルのままで孤り

八雲なみと違ってにちかのままアイドルやるってことじゃん??????

彼女は彼女のまま歩いて行くにちかさん

幻じゃなく歩いていく

優勝したにちかだ!

春の歌 愛と希望より前に響く
聞こえるか? 遠い空に映る君にも

スピッツ 春の歌

春の歌 愛も希望より前に響く
聞こえるか? 遠い空に映る君にも

八雲なみに対するにちかだ!

遠い空にいる八雲なみに別れを告げてアイドルになるにちかさん


春の歌 愛も希望もつくりはじめる
遮るな 何処までも続くこの道を

スピッツ 春の歌

え!?
これ、そうだよじゃん!!!!??????????


春の歌 愛も希望もつくりはじめる

続きはにちかが作っていかなきゃいけないってことじゃん??????

愛も希望もつくりはじめるにちかさん


遮るな 何処までも続くこの道を

優勝してアイドル続けられることが決まったにちかだ!

優勝


あとがき

いやー、春の歌七草にちか過ぎるな。マジで。実質ソロ曲かもしれねえ。
いやでもこれカバーじゃなくてイメソンじゃねえかと思われるかもしれない。しかしだ。春の歌は春の訪れを歌っているのだ。幸せになるにちかには、春の歌をにちか自身に歌って欲しいと私は思っているのだ。

カバー曲はまだシャニマスじゃやってねえしいつか歌って欲しい。とは言えカバー曲を実装できるようなプラットフォームが……





わあびっくりした! あるじゃんアイドルマスターシャイニーカラーズ Song for Prism 通称シャニソンが!!


シャニソンカバー曲実装しろ

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