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ポケモンの評価基準

ポケモンにおけるキャラの評価基準。あくまで自分の基準。環境読みにも活用できるはず。


ポケモンの持つ要素

自分がポケモンを評価する際に重要な要素は主に以下の通りで、これらの得手不得手で評価をしていく。

1.盤面に着地をした際にどれだけ一貫を作れるか

2.盤面に着地した際にどれだけ強い展開(展開維持)ができるか

3.技の一貫性を含めた火力の高さ

4.盤面着地と居座り

5.同じ役割同士の差別化

6.その他環境への刺さり方等


1.盤面に着地をした際にどれだけ一貫を作れるか

該当するのはマンムーやザシアン、バンギラスといった一度盤面に並べた際に高火力かつ広範囲で殴ることのできるポケモンだ。環境の中心になるポケモンのほとんどはこの要素を持っている。立ち回りが強いと表現されることも多くスタン構築のかなめになる。


2.盤面に着地した際にどれだけ強い展開(展開維持)ができるか

想像しやすいのはガオガエンやいたずらごころボルトロスといったポケモンたちであり、一度受けだしや有利対面を作った際にペースを握っていかにそれを継続できるかという観点だ。該当するポケモンは特性と技が強いケースがほとんどだが、同じ技や特性を持っているポケモンの中でも環境上位に食い込む力があるのはほんの一握りだ。その理由は主に火力と攻撃範囲である。例としてガオガエンとズルズキン、アローラペルシアンで比較するが、この3体で最も採用されるガオガエンが他2体と大きく異なるのは、フレアドライブという(ズキンのとびひざげりに比べて)ローリスクな火力ソースの存在と、環境に常に存在するはがねやくさを含め等倍範囲も広いという点だ。


3.技の一貫性を含めた火力の高さ

該当するのはウツロイドやウオノラゴン、カイオーガやコータスといったポケモンで、強い技が少ない代わりにその一つが最強すぎるある意味壊し系キャラだ。彼らは立ち回りに難ありという評価を受けることも多々あるが、開拓が進んで型が開発された際に従来と対処法が全く違うことも多く実質的な立ち回りはつよい。彼らのようなポケモンに対して受けようとする日本人が後を絶たないが、彼らを受けようとする日本人はだいたい死ぬ。今年はみんな死んだ。多分何回やっても死ぬ。倒されるようになってきたら一気に運用難易度が増す。倒すことを徹底できる人間は実際結果に結びついている。


4.盤面着地と居座り

主に防御面や安定感にかかわってくる要素で、ガブリアス、ボーマンダ、バンギラス、ザシアンといった耐性や耐久が安定していて後投げを狙いつつ長時間の居座り能力があるポケモンが該当する。1または2と4の要素を兼ね備えているポケモンのほとんどは環境の中心になるといってもいい。


5.同じ役割同士の差別化

5世代のラティオスとサザンドラの差別化を例に挙げる。浮いていて高火力りゅうせいぐんをランドロス以下のポケモンに撃ち込むとい役割は同じだが、ラティオスは当時のいかなるドラゴンタイプよりも速いという明確に強い差別化点を持っていた。しかしサザンドラの差別化点はヒードランにちょっかいをかけつつクレセリアに一致抜群をつけるという点しかなく、これらは構築単位で考えた際にラティオスがほぼ不自由しない点なので、ラティオスのほうが使用率が伸びやすい傾向にあった。このように差別化点の構築単位での重要性も視野に入れて評価している。


6.その他環境への刺さり方等

お情けポイント。あまりこの観点で評価はしたくない。理由はひとつで、対戦環境というものは流動的であるから。この一言に尽きる。


以上。

参考になれば幸いだ。また何か思いついたら書く。

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